Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
語学の発音、音楽表現、運動などの技能の習熟度を自動的に判定する深層学習モデルを構築し、技能獲得支援に応用することを目的とする。卓越した人間の指導者は、練習者の技能習熟度を極めて短時間に判定することができる。このような機構を自動化できれば、人が技能を獲得するための機構解明になり、技能獲得支援の自動化に寄与する基盤技術となる。本研究は、自己教師型の深層学習を適用し、練習者の技能の習熟度を直接判定するモデルを構築する。注意機構により、時系列上のどの箇所が習熟レベルの判定に寄与しているかの重要度も同時に推定することができ、技能獲得支援のためのフィードバック情報として利用することができる。