Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
「超スマート社会」においては、多様なサービスの連携による実現が望ましい。しかし、現在の情報システムは、設計時に想定された機能やデータ構造を前提としており、他のシステムとの連携を行うためには、システム全体の改修が前提となり、柔軟性に大きな課題がある。本研究では、サービスを「需要」と「供給」で整理し、サービス間連携を柔軟に実現可能な需給交換基盤であるSynerexを拡張する。特に複雑な需要や供給の要求・提案を Semantic Web の文脈で利用される Linked Data で記述し、概念から具体的なサービス連携を実現する機能の段階的進化により、高度で柔軟なサービス連携手法を構築する。