Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
廃水処理に汎用される活性汚泥法において、糸状性細菌の過剰増殖が誘引する活性汚泥の膨化(バルキング)は、活性汚泥の固液分離障害を誘引する主要因となっている。特定微生物の制御による新たなバルキング対策を提案するため、以下の研究を実施する。a)バルキングを誘引するバクテロイデス門の新規糸状性細菌を網羅的に解析し、b)それら糸状性細菌の増殖に特異的な影響因子を解明・操作することで、c)活性汚泥のバルキングおよび固液分離障害を解消する。