Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
再生可能エネルギーの開発におけるボトルネックが相当容量の蓄電システムが未だ構築されていないことである.再生可能エネルギーの代表格である太陽光や風力等を持続的に開発するためには,相当容量の蓄電システムが必須であり,本量子的固体蓄電体は高速充電・大容量蓄電を可能にする新しい蓄電材料・原理の観点からブレークスルーを与えるものである.本研究では,CNFシート作製法,蓄電原理の解明,蓄電性能向上に関する検討を通し,積層技術により蓄電デバイスを創製する.これにより,CNF蓄電の学術基盤を構築し,再生可能エネルギー蓄電技術に加えて,林業の再生・促進を達成するための環境調和型社会システムの創成に貢献する.