Project/Area Number |
23K25109
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Project/Area Number (Other) |
22H03855 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 80020:Tourism studies-related
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
岡村 祐 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 准教授 (60535433)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片桐 由希子 金沢工業大学, 工学部, 准教授 (50508190)
川原 晋 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 教授 (10367047)
海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
西川 亮 立教大学, 観光学部, 准教授 (70824829)
鄭 一止 熊本県立大学, 環境共生学部, 准教授 (20636336)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥15,860,000 (Direct Cost: ¥12,200,000、Indirect Cost: ¥3,660,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
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Keywords | 技術移転 / 国際交流 / ローカライズ / ネットワーク / 観光地域 / 国際協力 / 持続可能性 / 観光地 |
Outline of Research at the Start |
ビジョンの構想から観光コンテンツの造成・提供、資源マネジメントまでを一気通貫の方法として構築し、総体として持続可能な観光地域づくりを目指す取り組みを、本研究では「持続可能な観光地域形成の計画技術パッケージ」と呼び、海外から日本国内への国際的な技術移転と、国内での普及・伝播、当該地域同士の交流やネットワーク形成に着目する。そして、移転元のオリジナルモデル(=海外規範事例)が、いかに移転先の固有の状況を踏まえたものになっているのか(ローカライズされているのか)、そしてその技術知を共有する地域間の関係性が、いかに当該観光地域 の持続可能性の向上に寄与するのかを検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
ビジョンの構想から観光コンテンツの造成・提供、資源マネジメントまでを一気通貫の方法として構築し、総体として持続可能な観光地域形成を目指す取り組みは各所で蓄積されている。本研究では、これを「持続可能な観光地域形成の計画技術のパッケージ」と呼び、海外から日本国内への国際的な技術移転と、国内での普及・伝播、当該地域同士の交流やネットワーク形成に着目する。そして、移転元のオリジナルモデル(=海外規範事例)が、いかに移転先の固有の状況(政策/計画/環境/資源/産業等)を踏まえたものになっているのか(ローカライズされているのか)、そしてその技術知を共有する地域間の関係性が、いかに当該観光地域の持続可能性の向上に寄与するのかを検証する。さらに、上記の知見を踏まえて、温泉地の観光まちづくりやものづくり観光など、日本国内で独自に発展してきた「持続可能な観光地域形成の計画技術のパッケージ」の海外への技術移転の可能性や、それに取り組む際の要点整理を行う。 本年度は、「持続可能な観光地域形成の計画技術のパッケージ」に相当する事例のリストアップ作業を行った。エコミュージアム、エコツーリズム、ジオパーク、散策路・トレイル事業、温泉療養地、サスティナブルツーリズム、オープンシティ(工場公開、建物公開)など、具体的な観光・レクリエーション活動までを含むものに着目し、文献調査やフィールド調査によって、その内容を把握した。とくに、散策路事業については、海外規範事例と国内展開組織との関係性に着目し、技術移転の手法と導入された計画技術の特徴について事例に基づく調査・分析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1年目として目標としてしていた研究対象事例の絞り込みや理論的フレームワークの整理は概ね完了し、2年目以降の事例調査の準備を整えることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、海外から日本国内へ技術移転された「持続可能な観光地域形成の計画技術のパッケージ」について、オリジナルモデル(海外規範事例)と国内事例の両者を調査することで、技術移転の実態やその後の交流への発展可能性を分析、考察する。具体的な研究課題は以下の通りである。 (1)「持続可能な観光地域形成の計画技術のパッケージ」やその技術移転に関する理論的フレームワークの整理:昨年度に引き続き、ビジョンの構想から観光コンテンツの造成・提供、資源マネジメントま でを一気通貫の方法として構築し、総体として持続可能な観光地域形成を目指す取り組みであると仮定義した「持続可能な観光地域形成の計画技術のパッケージ」について、当研究課題に参加する研究者の実践知や文献レビュ ー等を踏まえその理論的フレームワークを精緻化する。 (2)「持続可能な観光地域形成の計画技術のパッケージ」の事例調査:昨年度リストアップした事例関して、オリジナルモデル(海外規範事例)と国内事例の両者を対象に、文献調査や現地調査(フィールド調査、ヒアリング調査等)を実施し、技術移転や交流の実態を把握する。調査対象候補:エコツーリズム、エコ ミュージアム、オープンハウス、散策路事業(フットパス等)など。 (3)「持続可能な観光地域形成の計画技術のパッケージ」の国際的技術移転や国際交流の把握:事例調査の結果を踏まえて、「持続可能な観光地域形成の計画技術のパッケージ」に関して、1)地域特性と地域資源の把握、2)魅力的な観光体験の構想 、3)観光地域のビジョン、4)個別事業の創出・マネジメント、5)エリアマネジメント等の視点から、国際的技術移転や国際交流の実態を俯瞰的に把握する。
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