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Information Design for a Science Museum where everyone can learn and enjoy learning.

Research Project

Project/Area Number 23K25138
Project/Area Number (Other) 22H03884 (2022-2023)
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Allocation TypeMulti-year Fund (2024)
Single-year Grants (2022-2023)
Section一般
Review Section Basic Section 90010:Design-related
Research InstitutionKyoto Women's University

Principal Investigator

生田目 美紀  京都女子大学, 家政学部, 教授 (20320624)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 堤 千絵  独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 研究主幹 (30455422)
鵜沢 美穂子  ミュージアムパーク茨城県自然博物館, 資料課, 学芸員 (40582838)
小池 渉  ミュージアムパーク茨城県自然博物館, 資料課, その他 (70568427)
北村 正美  筑波技術大学, 産業技術学部, 客員研究員 (10895460)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥15,730,000 (Direct Cost: ¥12,100,000、Indirect Cost: ¥3,630,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
Keywords情報デザイン / 科学系博物館 / 情報アクセシビリティ / インクルーシブデザイン / ユニバーサルデザイン / 植物園 / 自然博物館
Outline of Research at the Start

本研究は、ユニバーサルデザインの考え方にもとづいて、幅広い年齢層やあらゆる特性のある人々の自由な学びの場として、科学系博物館(水族館・動植物園を含む)を取り上げる。科学をわかりやすく正確に伝える情報デザインならびにサイエンスコミュニケーションを活性化させるための情報デザインについて、インクルーシブデザイン手法を使い、「誰もが共に楽しく学べる科学系博物館」を実現することを目指す。
そのために、展示デザインに限らず補助教材や必要な装置の開発、デジタル技術を応用したコンテンツなどをデザイン開発・制作し、その評価・検証実験から科学系博物館に適した情報デザインのあり方についてまとめる。

Outline of Annual Research Achievements

ミュージアムパーク茨城県自然博物館をフィールドにした情報デザイン研究においては、博物館のメイン展示である恐竜のジオラマの解説に取り組んだ。具体的には、QRコードで提示可能な手話と字幕解説付きの展示解説を2つ作成した。ひとつは展示導入のタイムリボン解説、もうひとつはジオラマ展示のストーリーと恐竜の種類(鳥盤類・竜盤類)の解説である。手話話者に演じてもらったが、解説に必要な専門用語の手話が無いため、手話言語研究所所長の指導を受けて制作にあたった。動画コンテンツは内容のわかりやすさを追求するために、骨盤の構造など必要なイラストを追加した。イラストは恐竜研究の専門家のもと簡略化の工夫を行った。さらに、(コロナ前)毎年実施されている冬のユニバーサル特別展に向けて、「さわってわかる、見てわかる、聴いてわかる、生きものの鳴き声装置」の開発に取り組んだ。開発において、聴覚に障害のある学生とともに、インクルーシブデザイン・ワークショップ(WS)を2回実施した。1回目は対象となる生きものを選定することを目的とし、聞こえの違いがわかりやすい生きものとしてカエルを選定した。2回目は装置の振動と見える化についてのWSを実施し、必要要件を洗い出した。
国立科学博物館筑波実験植物園をフィールドとした情報デザイン研究では、屋内展示を対象とし、食虫植物を取り上げた。解説動画は字幕と手話を併用する形式で制作した。手話は手話話者に依頼したが、説明に必要な専門用語の手話が無いため、聾学校理科教諭の指導のもとCLを併用して表現した。解説動画は食虫植物の展示コーナーで一般公開し、動画の最後にアンケートの仕組みを組み込み常設した。その他、植物園主催の「手話で楽しむ植物園」イベントに参画させていただき、手話解説と提示資料の関係について工夫検討を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

ミュージアムパーク茨城県自然博物館をフィールドにした研究では、ハートフルミュージアム展において、恐竜手話動画解説を使ったワークショップを予定していたが、感染防止対策の関係で前述の企画展が開催されなかったため、恐竜解説動画を使ったワークショップが開催できなかった。
その他の研究活動は計画通り遂行できた。

Strategy for Future Research Activity

ミュージアムパーク茨城県自然博物館をフィールドにした情報デザイン研究では、「さわってわかる、見てわかる、聴いてわかる、カエルの鳴き声装置」を完成させ、恐竜展示解説と合わせて、冬のハートフルミュージアム企画展で、多様な来館者に向けて実証実験を行う。
国立科学博物館筑波実験植物園をフィールドとした情報デザイン研究では、3月のラン展に向けて、誰もが楽しめる展示の工夫を検討し、情報デザインを行い、その効果等について、実践的検証を行う予定である。

Report

(1 results)
  • 2022 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ヴィジュアルコミュニケーションに着目した楽しい情報保障2023

    • Author(s)
      生田目美紀
    • Organizer
      日本デザイン学会
    • Related Report
      2022 Annual Research Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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