Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
日常生活で身近にあるモノの多くは、その表面特性が極めて複雑な視対象物であり、求められるモノの色の見えの忠実性・好ましさのレベルは 、対象物の種類や状態、空間の用途や作業内容によって異なる。そこで本研究では、2次元分光放射計を用いて対象物の表面特性(色,分光反射率)を1画素ごとに測定し、測定データを元にシミュレート画像を生成する手法を採用することにより、現存しない照明光源を含む多種多様な分 光条件を設定することにより、生活空間に存在するモノの色・質感を好ましく見せる光色・分光条件を明らかにすることにより、モノの質感評 価の観点から生活空間に最適な照明環境デザインを提案する。