Design of Augmented Work Systems
Project/Area Number |
23K25152
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Project/Area Number (Other) |
22H03898 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 90010:Design-related
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Research Institution | National Institute of Advanced Industrial Science and Technology |
Principal Investigator |
渡辺 健太郎 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究チーム長 (10635808)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大槻 麻衣 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (30609095)
小原 真衣子 (小早川真衣子) 千葉工業大学, 先進工学部, 准教授 (50707718)
木下 裕介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60617158)
Ho QuangBach 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (90802893)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,160,000 (Direct Cost: ¥13,200,000、Indirect Cost: ¥3,960,000)
Fiscal Year 2024: ¥6,890,000 (Direct Cost: ¥5,300,000、Indirect Cost: ¥1,590,000)
Fiscal Year 2023: ¥6,890,000 (Direct Cost: ¥5,300,000、Indirect Cost: ¥1,590,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
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Keywords | 拡張業務システム / 人間拡張 / 業務支援 / デザイン |
Outline of Research at the Start |
少子高齢化・労働力不足を背景に、就労に寄与する人間拡張技術の開発・活用を推進するべく、人間拡張技術とそれを業務活用する人を含む系「拡張業務システム」のデザイン方法論の開発を行う。利用者との共創を通じ、生産性・ウェルビーイングを向上する拡張業務システムを実現できるよう、多様な学術アプローチを融合したデザイン方法論を実現することで、より有益な形で人間拡張技術を普及・展開することを目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は、製造現場における人間拡張技術の適用対象を探索することを目的として、高齢労働者の業務支援の可能性を検討した。具体的には、自動車の生産工程を題材として、高齢者と若年者の作業動作の比較分析を実施した。その結果、生産性と高齢労働者のメンタルワークロードを改善するためには、複数の身体部位を同時に動かせるようにすること、視野を広げることが有効な支援になりうるとの結果を得た。また、拡張業務システムで想定されるデザインプロセスの一部を整理すると共に、具体的なデザイン手法の一環として、人形やブロックを用いたアクティングアウトと仮想環境上でのアクティングアウトを検討することとし、予備的な実験を実施した。同実験を通じ、拡張業務システムのデザインにおいて検討すべき事項や影響の検討を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初、拡張業務システムを扱う理論的なモデルの構築とそれを前提としたデザイン手法開発を計画していたが、その前に拡張業務システムのデザイン課題について、実際的な課題の分析や体験的な手法を用いて抽出した方がより有効なデザイン手法の開発ができると判断し、モデル構築は後で検討することとしたため。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度に試行した、人形やVR環境を用いたアクティングアウトによる拡張業務体験デザインの手法・ツール開発を進展させると共に、デザインプロセスの整備を進める。また、開発したデザイン手法を用いたデザイン実験を行い、各手法の評価や長所・課題の分析を行う。また、同じく令和4年度に実施された製造業務における動作分析結果を精査し、人間拡張による支援のあり方を検討する。さらに、人間拡張技術を用いた働き方の普及に伴う社会的影響について、事例分析や理論・実験的アプローチ等に基づく仮説構築を行う。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)