Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
現状では、個々の細胞に基づくpH変化を再現性良く定量的に見積もることが困難である。特に、個々の評価が必要な体外受精卵(胚)を対象とする場合、各ゲート電極上に体外受精後の胚を一つ一つ静置し長時間活性をモニタリングする必要がある。そこで本研究では、計測対象を胚とし、一つのゲート電極上に一つの胚が固定可能なウェルを含むカートリッジ型プレートを作製し、個々の胚の呼吸活性を再現良く定量的に評価する。また、胚の呼吸活性を計測およびその形態を観察可能な透明 ゲート半導体バイオセンサを作製するとともに、そのゲート電極に胚1個を配置するためのウェルを作製する。