| Project/Area Number |
23K25314
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| Project/Area Number (Other) |
23H00617 (2023)
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 02040:European literature-related
Basic Section 02030:English literature and literature in the English language-related
Sections That Are Subject to Joint Review: Basic Section02030:English literature and literature in the English language-related , Basic Section02040:European literature-related
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| Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
重見 晋也 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (40303573)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
間瀬 幸江 宮城学院女子大学, 一般教育部, 准教授 (20339724)
永田 道弘 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (50513743)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥18,720,000 (Direct Cost: ¥14,400,000、Indirect Cost: ¥4,320,000)
Fiscal Year 2026: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
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| Keywords | ドイツ占領下フランス / 検閲制度 / ジャン・ジロドゥ / ドイツ占領下演劇 / ドイツ占領下映画 / ドイツ占領下フランス文化 / 文芸誌 / アーカイブス調査 / ドイツ占領下フランス演劇 / ドイツ占領下フランス映画 / アーカイブ調査 |
| Outline of Research at the Start |
本研究計画は、第二次世界大戦中のフランスにおける検閲制度の実効性について、文芸誌・演劇・映画の異なる文学実践を対象に、検閲当局と被検閲者である出版社、劇団、映画会社の両方の資料を調査・分析することで明らかにすることを目的としている。大戦下のフランスは占領地域と非占領地域に分割されて統治されていた。第一段階として二つの地域を分ける分割線が敷かれていた14の自治体の公文書館を調査し検閲当局側の措置を確認する。第二段階として、検閲を受ける側の資料について、文芸誌・演劇・映画の刊行・上演・上映に関する一次資料を関連アーカイブにて調査し、検閲指示書の内容と比較・分析する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、第二次世界大戦中のフランスにおける検閲制度の実効性について、文芸誌・演劇・映画の異なる文学実践を対象に、検閲当局と被検閲者である出版社、劇団、映画会社の両方の資料を調査・分析することで明らかにすることを目的としている。第二次世界大戦期のフランスでは独仏休戦条約の締結から1942年11月までのあいだ、フランス本土を占領地域と非占領地域とに分ける分割線が敷かれていたことはよく知られているが、この分割線は現在のフランスの行政区分では14の自治体にまたがっている。本研究の第一段階では、これらの地方自治体の行政文書館に残されている検閲関連資料を調査収集することに研究活動の主眼をおいている。 研究の二年目にあたる2024年度には、研究分担者の間瀬がアリエ県およびジュラ県の行政文書館にて第二次世界大戦期における検閲、新聞、定期刊行物に関する資料調査をおこなった。研究分担者の永田は、国立行政文書館およびパリのシネマテーク図書館にて、同時期における上述の資料に加えて映画上映等に関する資料調査をおこなった。研究代表者の重見は、リヨン第2大学のミシェル・シュミット名誉教授とリヨン文芸科学アカデミー会長が進める研究プロジェクトが収集しているリヨンの夕刊紙”Le Salut public”の精査をおこなうなど、同プロジェクトとの連携を深めた。 収集したデータは、権利関係の問題があるため、クラウド・ストレージ・サービスを利用して研究グループ内でのみ共有している。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2024年度は本研究の二年目にあたり、二段階で構想した研究計画の第一段階の最終年にあたる。研究当初の計画では、第一段階として調査の対象とした行政文書館14館を網羅する悉皆調査をおこなう予定であった。 実際には調査を予定していたフランス地方自治体が運営する14の行政文書館のうち、オート=サヴォワ県、ソーヌ=エ=ロワール県、アン県、アリエ県、ジュラ県、ピレネー=アトランティック権の6自治体の調査が終了した。当初の計画に照らし合わせると、全体の半分に満たない数の行政文書館での調査しか実施できておらず、現在までの進捗状況としては「3)やや遅れている」と判断することが妥当である。
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| Strategy for Future Research Activity |
これまでの資料調査により、地方の行政文書館がパリのフランス国立行政文書館(Archives nationales)に収められていない資料を保有している場合もあるが、地域によっては点数が極端に少ない場合もあることがわかってきた。 今後は残った行政文書館での調査を継続するものの、本研究計画の第二段階である文芸誌・演劇・映画の異なる文学実践を対象にした、検閲当局と被検閲者である出版社、劇団、映画会社の両方の資料を調査と並行して実施したいと考えている。 特に、第一段階における調査対象であった検閲制度に関しては、当初よりその存在が判明していた検閲の指示書について、その全てを網羅的に調査・収集することに注力する。
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