| Project/Area Number |
23K25376
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| Project/Area Number (Other) |
23H00679 (2023)
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 03030:History of Asia and Africa-related
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| Research Institution | Kyoto University (2024) Kyoto Women's University (2023) |
Principal Investigator |
箱田 恵子 京都大学, 文学研究科, 教授 (50569233)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斯波 義信 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (00039950)
新居 洋子 大東文化大学, 文学部, 准教授 (10757280)
徐 小潔 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (20537865)
小沼 孝博 東北学院大学, 文学部, 教授 (30509378)
橘 誠 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (30647938)
小林 亮介 九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (50730678)
渡辺 千尋 東洋大学, 経済学部, 講師 (50812731)
岡本 隆司 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (70260742)
小風 尚樹 千葉大学, 人文社会科学系教育研究機構, 助教 (80880161)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥18,330,000 (Direct Cost: ¥14,100,000、Indirect Cost: ¥4,230,000)
Fiscal Year 2026: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2024: ¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,980,000 (Direct Cost: ¥4,600,000、Indirect Cost: ¥1,380,000)
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| Keywords | 東洋文庫 / モリソン文庫 / モリソンコレクション / モリソン文書 / 東アジア |
| Outline of Research at the Start |
本研究は、東洋文庫が所蔵するモリソンコレクションの形成過程の分析を通じ、コレクションに反映される東アジアをめぐる当時の世界の知識・認識の在り方、その共有の在り方を総合的に捉えようとするものである。本研究では、宣教師関連文献、地理書・旅行記、時事パンフレットというコレクションを特徴づける資料を取り上げ、精緻な分析を加える。あわせて、G.E.モリソン自身の多面的な活動とコレクションとの関係について、彼の日記をはじめとする関連資料の渉猟と新しい情報技術を活用した分析により、コレクション形成の背景にあった人的・知的ネットワークや歴史的・文化的事実を明らかにし、当時の東アジアをめぐる知的体系を解明する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本科研費事業では、東洋文庫モリソンコレクションの形成とそこに反映される当時の東アジア認識を、モリソン自身の諸活動やネットワークとの関わりを重視しながら分析すべく、各班で以下の研究活動を進めた。 文献班によるモリソン日記(オーストラリア・ミッチェル図書館所蔵)の自動翻刻作業では、小風の主導のもと、機械学習用データの認識精度を高めるため、2024年度は10万語以上の文字を翻刻した。古書班では、徐がフランス人ジャーナリストで出版人でもある那世宝(Albert Nachbaur)の出版作品をもとに「モノ」としての視点からコレクションの調査を行った。また、2026年度開催予定のワークショップに向け、新居が中心となって宣教師文献を扱う研究者との企画会議を進めた。探検班では、小沼と橘がモリソン文書(ミッチェル図書館所蔵)の分析やイギリス外交文書の調査を行い、小沼はモリソンの新疆旅行の時代背景として、20世紀前半の新疆の政治・社会情勢を検討して論文にまとめた。また、国際班を中心に、モリソンの政治・外交活動の調査やモリソンパンフレットの分析、パンフレットを利用した中国外交史、経済制度史の研究を進め、その成果の一部を岡本・小林・箱田が論文や学会報告の形で公表した。対日班では徐と渡辺が日本の主要新聞をはじめとする国内外の新聞のモリソン関連記事を収集・整理し、日本の新聞にみえるモリソンの人物像やモリソンの記事の影響について調査を行った。 以上の研究活動について、5月26日、12月22日に開かれた全体研究会で報告を行い、議論した。また、東洋文庫でモリソンパンフレットのデータベースの改良が進められており、画像との統合やデータベースの機能の追加に関し、実際の作業にあたっている東京大学史料編纂所の中村覚氏に12月22日の研究会で報告していただき、改良版データベースを用いた新たな研究の可能性について議論した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
モリソン日記の自動翻刻では、手書き文字の癖が強く、当初予想していたよりも機械学習用データの認識精度を高めるのに時間がかかったが、昨年度は作業が順調に進み、大量の翻刻を行えた。 個別研究については、海外から取り寄せた文献の到着が遅れるなどのトラブルもあったが、一定の進展・成果があった。
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| Strategy for Future Research Activity |
昨年度までの活動を基礎に、各班および全体で以下の活動を予定している。 1、各班の活動について。モリソン日記の自動翻刻作業では、文献班を中心に機械学習用データの認識精度をさらに高め、自動翻刻を進めるとともに、その成果を各班と共有し、モリソンの活動の分析を進める。コレクションの形成過程や特徴を扱う古書班では、引き続き「モノ」としての視点からのコレクション分析を行う。また、2026年度開催予定のワークショップに向け、宣教師文献を扱う研究者との研究会の実施や国際宗教学宗教史学会での研究報告、ヨーロッパでの宣教師関連コレクションの調査を予定している。モリソンパンフレットについては、国際班を中心に、パンフレットを活用した中国の外交史や経済制度史の研究を進める。とくに中国人外交官によって発行された英文パンフレットと中国外交との関連について、台湾の中央研究院や日本国内での史料調査も行い、その解明を目指す。また、改良版データベースを活用し、モリソンコレクションの全体的分析および日露戦争後のパンフレットの特徴の検討を行う。探検の時代における知のあり方とモリソンの位置づけを探る探検班では、モリソン文書の分析により、モリソンの対モンゴル情報源となった人的ネットワークの解明を進める。また、モリソンの新疆旅行に関し、北京での史料調査や国内におけるイギリス外交文書の追加調査などを予定している。対日班では、収集・整理した国内外のモリソン関係記事の分析を継続し、日本の新聞におけるモリソン像やモリソン記事の影響の解明を目指す。 2、全体研究会について。上記の個別活動について、前期と後期に1回ずつ研究会(東洋文庫もしくは京都大学)を開催し、情報を共有して議論するとともに、2026年度のワークショップにむけた相談を行う。
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