| Project/Area Number |
23K25414
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| Project/Area Number (Other) |
23H00717 (2023)
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 03060:Cultural assets study-related
Basic Section 03070:Museology-related
Sections That Are Subject to Joint Review: Basic Section03060:Cultural assets study-related , Basic Section03070:Museology-related
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| Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
藤澤 明 帝京大学, 付置研究所, 教授 (70720960)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金井 拓人 帝京大学, 付置研究所, 講師 (60779081)
山内 和也 帝京大学, 付置研究所, 教授 (70370997)
有村 誠 東海大学, 文学部, 教授 (90450212)
笹田 朋孝 愛媛大学, 法文学部, 准教授 (90508764)
荒 友里子 創価大学, 文学部, 非常勤講師 (90783853)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥18,460,000 (Direct Cost: ¥14,200,000、Indirect Cost: ¥4,260,000)
Fiscal Year 2026: ¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
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| Keywords | 銅合金 / 起源 / 鉛同位体比 / 中央ユーラシア / 金属生産 |
| Outline of Research at the Start |
人類史において金属利用の開始とその発展が文明の盛衰に大きな影響を与え、かつ文化の形成に大きな役割を果たしてきた。銅合金は人類が最初に利用した金属であることから、文明や文化を大きく変えてきた。 銅合金の起源地の候補はコーカサスであり、その後西アジアや中央アジアへと広がっていくことが、従来の形態学的研究よって明らかである。しかし、文化間で何がどのような方法で伝わったのかは不明である。そこで本研究は、コーカサスから西アジアおよび中央アジアに至る中央ユーラシア世界の銅合金製文化財を対象に、材料、加工技術、形態の3要素について、従来の考古学的視点だけでなく自然科学的手法を用いて包括的に検討する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
ジョージアにおいては、予定通り2025年3月に現地調査を行い、西ジョージアにおいてインゴットの調査を行った。インゴットについては現地にて蛍光X線分析計により元素分析を行い、主に純度の高い銅もしくは鉛含む銅製をであることが判明した。これらのインゴットは製錬段階のものと製品製作段階の両方が含まれることが明らかとなった。また微量試料のサンプリングを行い、鉱石とともに本国へ持ち帰ることが出来た。微量試料については鉛同位体比測定を進めている。また、3月14日に国際研究会をジョージア国立博物館で開催した。研究分担者の笹田氏および研究代表者の藤澤が発表を行い、他地域の金属生産の状況との比較やこれまでの研究成果について議論した。 中央アジア資料については、今年度はキルギス、ウズベキスタン、カザフスタンの試料を入手し、鉛同位体比の測定を進めている。その結果、キルギスにおいては未知の材料産地が明らかとなり、それは製品資料のみ利用されていることが明らかとなった。ウズベキスタン試料については、中国、イラン、在地系の材料が検出され、東西交易が活発に行われている状況が明らかとなった。カザフスタンについては、鉱山遺跡で得られたスラグや鉱石を調査した。その結果、鉛同位体比はウズベキスタンの領域に重なり、慎重な議論が求められることが示された。 イランでの調査を2024年2月に予定していたが、ガザ地区での情勢不安の影響により危険が予想されたため渡航を中止した。 以上の調査を通し、各地域での金属流通だけでなく、金属生産技術の全体像を明らかにすることを目的に研究を進めている。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ジョージアおよび中央アジアにおける調査研究は予定通りに進行している。しかしイランについてはイスラエルとの断続的な攻防が続いており渡航を中止した。イランでは国際的な経済制裁の影響で飛行機の整備が十分に行えていないため国内線の利用ができない。調査対象地域まで長時間の陸路移動が必要になるため、テロ等に巻き込まれる危険性がある。情勢が安定するまで渡航を中止する予定である。
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| Strategy for Future Research Activity |
ジョージアでは本年度の調査において当初の予想を上回る大規模な金属生産が行われていたことが明らかとなった。引き続き、西ジョージアにおいて銅生産関連遺物の調査を行う予定である。また鉱山遺跡がこれまでに発見されている。自治区との国境に近いため、調査が難しい地域であるが、現地研究協力者と相談しながら調査を行いたい。 中央アジアでは、引き続き鉛同位体比法による産地推定を行う。最優先は、キルギスの製品資料に多く見られる未知の材料産地の推定である。当初はカザフスタン北東部の鉱山を推定したが、鉛同位体比の測定結果からその可能性は否定された。より範囲を広げて調査を行う必要がある。カザフスタン南東部の鉱山遺跡についても調査を行う予定である。 イランについては情勢が安定するまで渡航を中止する予定である。
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