Project/Area Number |
23K25529
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Project/Area Number (Other) |
23H00832 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07050:Public economics and labor economics-related
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
佐野 晋平 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (80452481)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
李 慧慧 武蔵大学, 経済学部, 助教 (00907686)
岡澤 亮介 大阪公立大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (30707998)
小川 亮 大阪公立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (40707999)
黒田 雄太 大阪公立大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (80845074)
勇上 和史 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (90457036)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥18,590,000 (Direct Cost: ¥14,300,000、Indirect Cost: ¥4,290,000)
Fiscal Year 2027: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2026: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 学校間競争 / 人的資本 / 教育の生産関数 |
Outline of Research at the Start |
公的な学校教育の質向上を目指した学校間競争促進のために有効な方法は何で、そのために必要な前提条件は何か。本研究課題では、これらの問いに答えるため、学校間競争に関連する施策と競争条件を揃える施策を、自治体間で施策実施の有無と実施時期にラグがある状況を利用した自然実験アプローチで評価する。本課題の結果は、望ましい教育政策に示唆を与えるだけではなく、国際比較のために厳密な手法に基づくエビデンスを提供することを可能にする。
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Outline of Annual Research Achievements |
公的な学校教育の質向上を目指した学校間競争促進のために有効な方法は何で、そのために必要な前提条件は何か。本研究課題では、これらの問いに答えるため、学校間競争に関連する施策と競争条件を揃える施策を、児童生徒あるいは学校を単位とした個票データを用い、自治体間で施策実施の有無と実施時期にラグがある状況を利用した自然実験アプローチで評価することを目的とする。上記目的を達成するために、学校間競争に関連する施策と競争条件を揃える施策を評価する2つのサブテーマについて、それぞれ研究推進を行う。 本年度は初年度であるため、グループ全体で方向性を確認するための全体ミーティングを実施し、それぞれのテーマに関する基礎的な分析、関連文献の調査、利用データの申請準備および入手を行った。 サブテーマ1は、学校間競争に関連する施策に関する研究である。本年度は、通学区域撤廃に関する分析、情報公開(アカウンタビリティー)による分析について、基礎的な分析および関連文献の調査、データ利用申請作業を行った。本サブテーマに関連して、学会報告やセミナー報告を実施した。 サブテーマ2は、競争条件を揃える施策に関する分析である。学校給食に関する分析、大学へのアクセスビリティに関する分析について、基礎的な分析および関連文献の調査、データ収集を行った。本サブテーマに関連して、サーベイ論文やディスカッションペーパーの執筆を行った。 加えて、テーマ全体に関わるサーベイの一部は、書籍等で発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度はテーマ全体に関わるサーベイ、各サブテーマに関するサーベイ、基礎的な分析、データの利用申請および収集にあてた。公的統計の利用申請に時間がかかっているが、その分入手可能な範囲でデータ収集を実施し、次年度以降の分析に備えた。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続きそれぞれのサブテーマにおける研究を推進する。サブテーマには担当者を配置しているが、、各分析は相互に関連するため、知見を全メンバーと共有する。そのために、研究代表者がそれぞれの進捗状況を管理し、必要に応じて研究補助者の配置などを通し、着実に研究を推進させる。
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