業務用サービス・ロボットの導入による価値創造メカニズムの解明
Project/Area Number |
23K25560
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Project/Area Number (Other) |
23H00863 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07090:Commerce-related
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
恩藏 直人 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (70194652)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
須永 努 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (20438914)
大平 進 日本大学, 商学部, 准教授 (30709001)
石井 裕明 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (50548716)
石田 大典 同志社大学, 商学部, 准教授 (80507872)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥15,210,000 (Direct Cost: ¥11,700,000、Indirect Cost: ¥3,510,000)
Fiscal Year 2026: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2025: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | AI / サービス・ロボット / 消費者行動 / マーケティング / 価値創造 / 企業パフォーマンス |
Outline of Research at the Start |
まず、消費者に対するサーベイ調査では、クラウドソーシングサービスを用いて300人程度を対象として、消費者へのアンケート調査を実施する予定である。次に、企業に対するサーベイ調査では、ダイヤモンド社などのデータベースを用いて送付先をリストアップし、企業担当者へのアンケート調査を実施する予定である。どちらの調査においても我々の研究プロジェクトでは、過去に多くの経験を有しており、問題なく実行できると思われる。
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Outline of Annual Research Achievements |
消費者と業務用サービス・ロボットとの交流による価値創造メカニズムを解明するため、初年度である2023年度は、先行研究のレビューと複数の海外学会発表を実施した。特に、飲食店等で配膳に活用されているサービス・ロボットに対する消費者の評価を明らかにするため、配膳やコミュニケーションにおける人間とロボットの違いについてレビューを実施した。また、ロボットによる配膳が、提供される食品の評価を低下させることを複数の実験で明らかにした。これは、ロボットの自然的でないイメージが食品に転移することで、顧客は当該食品をより自然的でないものと判断するためである。その成果は、海外学会で発表している。2023 INFORMS Annual Meetingにおける「Food Brought by a Robot: How Serving Robot Affects Perceived Naturalness of Food」や2024 AMA Winter Academic Conferenceにおける「Effect of Robot Service on Evaluation of Processed and Unprocessed Foods」がそれに当たる。今後は、該当する研究結果を使用した論文執筆を予定している。また、サービス・ロボットを導入することによる企業内文化に及ぼす影響に関してもすでに複数回のインタビューを実施しており、このインタビュー結果に基づき2024年度はサーベイ調査を実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初想定していたヒアリングと文献レビューは順調に進んでおり、現在、仮説構築の段階にある。
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Strategy for Future Research Activity |
ヒアリング並びに文献レビューを基に仮説を構築し、消費者や企業に対してサーベイ調査を実施することにより、構築した仮説の検証を試みる。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)