Developing methods to socially cultivate learners' conviviality and to support systematic learning aimed at improving teachers' practical skills
Project/Area Number |
23K25708
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Project/Area Number (Other) |
23H01011 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Soka University |
Principal Investigator |
舟生 日出男 創価大学, 教育学部, 教授 (20344830)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 浩 放送大学, 教養学部, 教授 (80332146)
鈴木 栄幸 茨城大学, 人文社会科学部, 教授 (20323199)
久保田 善彦 玉川大学, 教育学研究科, 教授 (90432103)
望月 俊男 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (50379468)
狩野 紀子 拓殖大学, 外国語学部, 教授 (40350574)
上山 伸幸 創価大学, 教育学部, 准教授 (40780325)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥18,330,000 (Direct Cost: ¥14,100,000、Indirect Cost: ¥4,230,000)
Fiscal Year 2026: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2024: ¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
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Keywords | 教師実践力 / 学びを愉しむ態度 / 社会的涵養 / 体系的学修 / 学習支援システム |
Outline of Research at the Start |
近年、教職を志望する学生の減少に伴い、実践力の低い新任教師が増えているが、背景には、教職に関する学修が十分ではないという状況がある。最大の要因として、学ぶことは「教師が教え、学習者が教わる」といった一方的な営みであり、義務的かつ半ば強制的なものであると認識している学生が少なくないことが挙げられる。 しかし本来の学びは、学習者らが主体的に考え、気付きを共有し、意見を交わしながら理解を深め、知識を創り上げる社会的な活動であり、その中で驚きや発見、面白さを見出す愉しい活動である。 本研究では、このような学びの感覚を学生に実感させ、日々の学びに対して積極的にさせるための手法と支援システムを開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
気付きの記録・鑑賞手法のモデル化のために、教職課程1年次の「教職概論」において17名の学生を対象に、予備的実践を実施した。毎回の授業後にGoogleスライドを用いて、学習内容に関するキーワードを提示し、それらを「面白い」「発見・気付きがあった」「難しい」の3領域からなるベン図上にプロットさせることで、それぞれのキーワードについての感じ方を外化させるとともに、それら全体を通した気付きについて自由記述させた。また、予備的実践の後半からは、学生によって外化されたものの半数程度を匿名化した上で共有し、「同感」「自分とは違う」「新しい視点」「聞いてみたい」の4つの観点でアノテーションさせた。このような予備的実践を通して、気付きの記録・鑑賞手法の暫定的なモデルを構築するとともに、エージェント機能に関連して、外化やアノテーションの完了を促すためのリマインドの必要性も認められた。 予備的実践の前後では、学びに対する考え方や学びを愉しむ態度、大学での学習活動と上記の活動を通したそれらの変容について、質問紙調査と半構造化インタビューを行って分析した。その結果、学びの愉しさや学びの協同性に変化が見られ、外化・共有の活動についても一定の効果が認められた。 これらの成果をもとに、学習内容を表すキーワードに対する感じ方と全体を通した気付きを簡便に記録し、鑑賞できるWebアプリ「ConvivialBoard」とバックエンドシステムを開発した。アプリでは、自身の履歴を閲覧して、各授業回での感じ方や全体を通した変容を把握できるとともに、感じ方について他の学生との類似度が提示され、それをもとに、感じ方が似ている学生や異なる学生と気付きを比較することができる。また、この比較を通して、他の学生への質問や対話を促すことにもつながる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
気付きの記録・鑑賞を促す手法のモデル化と自動支援のためのエージェント機能の開発が未完了のため。
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Strategy for Future Research Activity |
気付きの記録・鑑賞を促す手法のモデル化や自動支援のためのエージェント機能の開発に遅れが生じた理由として、それらを進めるために必要な、半構造化インタビューの結果に関する分析に時間を要したことが挙げられる。今後は、分析時間を短縮するために、分析補助者を増やして円滑化を図る。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)