Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
ダークマター粒子との関連を疑われる宇宙線反陽子スペクトルで興味深い構造が見いだされている。しかし、通常の原子核反応の反陽子生成断 面積の不定性が大きい。p+4He反応での反陽子生成断面積測定を行い、反陽子フラックスの不定性を低減させる基礎データを得てダークマター 粒子の対消滅のプロセスに関わる可能性のある宇宙線反陽子スペクトルを理解し、新粒子発見につなげる。