Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究は、これまで研究代表者らがすばる望遠鏡などを用いて開拓してきた赤方偏移2の原始銀河団領域を中心に、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)・ハッブル宇宙望遠鏡(HST)・ALMA望遠鏡を用いた独自の高解像観測を実行し、初期宇宙の銀河団環境における銀河の形態獲得プロセスを、かつてないミクロなスケールで描き出す計画である。研究チームは、本研究に必要なJWST(サイクル1)、HST(サイクル30)、ALMA望遠鏡(サイクル8)の独自の観測時間を獲得しており、2023年度中にこれらのデータが全て揃った。この絶好の機会を生かし、研究期間(3年間)で集中的に先端的成果を創出していく。