Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
水中(液相)でパルスレーザを金属表面(固相)に照射するとレーザアブレージョンLA(気相)が発生し,LA後にキャビテーション的な挙動を示す気泡(レーザキャビテーションLC; 気相)が発生・発達・崩壊し,衝撃力を発生する。本研究では,この固気液混相現象を,パルスレーザのエネルギーの時間的・空間的凝縮に活用して,LCによる衝撃力を用いた機械的表面改質法を構築する。さらに,金属製3次元積層造形材(3D-Metal)の疲労強度がバルク材の半分程度で実用化の障壁になっていることを踏まえ,本機械的表面改質法による3D-Metalの疲労強度向上を実証し,3D-Metalのための表面力学設計を構築する。