Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
泥炭地火災に関するローカルな情報を積み上げることで,現実とは乖離しがちな衛星データベースの国際的な炭素排出量の議論と,泥炭地火災の現実の架橋を図ることである.多くの泥炭地の火災研究は科学的に分析できることがメインで,現地調査やフィールドワークで得られる科学的およびそれ以外の知見の蓄積は不十分であった.本申請では住民や消防団,企業など現地ステークホルダーとの協同によって泥炭地火災の調査事例を増やすことで,より現実に必要性の高い防火対策への理解を深める.