Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
欧州のGDPR(一般データ保護規則)により データポータビリティ権が2018年より実施され、Google、Facebook、Twitter、Amazon等、ほぼすべてのサービスについて利用者がログデータを再利用可能な形でダウンロードできるようなった。この詳細な活動記録は、データが存在する限り過去にも遡るものであり、例えば新型コロナ前後による行動の定量的比較や、過去の災害時の行動記録などに利用できる可能性がある。本研究では、この貴重な時系列活動ログデータを、個人の協力・同意を得て、社会的に利用可能とすべく、個人単位で一貫性の取れたデータに統合する手法・ソフトウェアツールを体系的に開発・公開する。