Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究は高品質な処理水を少ない資源・エネルギー消費量で得ることができる高性能排水処理・水再利用技術の開発を目的とする。これを達成するために、マグネタイト(MGT)を触媒粒子とするバイオフェントン法を膜分離活性汚泥法(MBR)に組み込み、COD及び栄養塩類に加え、抗生物質を高効率で一斉除去すると共に、膜の閉塞(膜ファウリング)を大きく低減する連続バッチ反応器(SBR)および連続反応器に対する最適な設計・操作条件を明らかにする。また、実際の都市下水処理に適用し、処理水質およびエネルギー消費量等を測定し、これまでに報告されている膜分離活性汚泥法と比較して本法の有効性を示す。