Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
脱炭素社会の実現のため、建築分野では中高層建築物の木造化の促進が社会的なテーマとなっていることを受けて、これまで想定されていない大型部材や高性能接合部を用いた構造設計技術の整備が求められている。本研究では、木造の柱梁接合部を対象として、代表的な接合機構や接合部形状に応じて異なるせん断応力度分布の影響と部材の大型化に応じたせん断強度に対する寸法効果の影響を考慮できるせん断耐力評価手法を開発する。