Development and Implementation of Participatory Urban Design Methodology for Introducing Climate Change Mitigation and Adaptation Measures
Project/Area Number |
23K26272
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Project/Area Number (Other) |
23H01578 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 23030:Architectural planning and city planning-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
村山 顕人 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60396760)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
真鍋 陸太郎 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30302780)
似内 遼一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90795999)
吉田 崇紘 東京大学, 空間情報科学研究センター, 講師 (60826767)
山崎 潤也 名古屋大学, 環境学研究科, 助教 (80899401)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,030,000 (Direct Cost: ¥13,100,000、Indirect Cost: ¥3,930,000)
Fiscal Year 2027: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2026: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2025: ¥7,930,000 (Direct Cost: ¥6,100,000、Indirect Cost: ¥1,830,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 市街地デザイン / 参加 / 気候変動緩和策 / 気候変動適応策 / 暑熱適応 / 社会実験 / ワークショップ / 都市デザイン |
Outline of Research at the Start |
気候変動の緩和・適応に向けた本格的な取り組みがスタートしている。都市計画・まちづくり分野においても、環境性能の良い都市構造や市街地環境の形成を通じて気候変動の緩和に貢献するとともに、暑熱や水害を代表とする気候変動の影響に適応するための対策が必要であり、それをサポートする学術的知見が求められる。 本研究は、気候変動をも見据えたエコディストリクトの枠組み(体制とプロセス)、温熱環境シミュレーション手法、炭素マッピング手法に関わる3つの研究を発展的に統合することにより、既成市街地への気候変動緩和策・適応策導入のための参加型市街地デザイン手法の開発と実装の基盤を構築するものである。
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Outline of Annual Research Achievements |
名古屋市中区錦二丁目地区において気候変動緩和策・適応策導入のための参加型市街地デザイン手法の開発と実装を行うためには、地域会員(名古屋市・錦二丁目エリアマネジメント(株)・(一社)錦二丁目まち発展機構)と事業会員(地区内外の企業や個人事業主等)で構成される「N2/LAB(錦2丁目エリアプラットフォーム)」主催のワークショップを研究代表者が所属する東京大学都市計画研究室がコーディネートする体制・プロセスが最適だと判断した。その上で、2023年夏に、「気候変動適応まちづくりに向けた実証実験」および「気候変動×都市デザインワークショップ」の2つを実施し、主に暑熱適応に向けた参加型市街地デザイン手法の改善すべき点と適応策と緩和策を同時に検討する方向性を明らかにした。社会実験とワークショップの結果は、N2/LABのウェブサイト<https://n2-lab.jp/report/>において公開している。社会実験とワークショップの成果は、対象地区内の街路再整備計画の検討へも反映された。 また、国内外で、本研究の背景と目的、計画について発表し、意見交換・情報収集した。発表の場は、「世界都市計画の日」日本集会、公益社団法人全国市街地再開発協会令和5年度 再開発セミナー、トリノ工科大学研究集会、IPCC関連研究会などを含む。 気候変動緩和策を検討するための炭素マッピング手法については、名古屋市全域のデータを整備した上で、都心部の炭素マッピングの作業に着手した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
暑熱適応については、温熱環境シミュレーションや実測の結果だけでなく「気候変動適応まちづくりに向けた実証実験」の成果をも踏まえた「気候変動×都市デザインワークショップ」を実施することができ、そのプロセスにおいて、エリアマネジメント会社、暑熱適応に寄与する製品を開発する民間企業、大学研究室の協働が実現した。また、この成果は、対象地区内の街路再整備計画の検討へも反映され、想定以上の実装につながっている。炭素マッピングについては、暑熱適応の社会実験とワークショップの経験に基づき、適応策と緩和策を同時に検討する方向性について議論し、作業に着手した。以上より、おおむね順調に進展していると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
錦二丁目において、温熱環境シミュレーションと炭素マッピングを用いて適応策と緩和策を同時に検討する具体的な市街地デザイン手法を開発する。また、2025年度に対象とする地区を選定し、各地区における主に体制上の準備を行う。対象地は、錦二丁目(繊維問屋街から複合市街地に転換しつつある大都市都心部の市街地)とは異なる大都市都心部の商業業務地(候補:東京都中央区日本橋地区)、地方都市中心市街地(候補:前橋市中心市街地)や都市農地が残る緑農住市街地(候補:西東京市)、郊外住宅地(候補:未定)など市街地の物的環境が転換期にある合計4地区程度とする。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)