Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究は,都市空間という限られた資源を現在の自動車主体から人間主体へ再配分する都市空間再配分のプロジェクトに着目し,既存交通の利 便性 (モビリティ) を保ちながら人々の活動 (アクティビティ) にとって価値を持つ「モビリティ―アクティビティ空間」の評価・設計法を構 築する. 具体的には,(A) 複数地域に適用可能なマルチモーダル移動・活動量評価モデルを開発し,(B) 移動・活動量に基づくモビリティ―ア クティビティ空間価値の評価法を構築しネットワーク最適化問題の枠組みへ統合することで,モビリティの観点のみに基づく従前の評価法では 立案の難しかった望ましい都市空間配分のあり方を明らかとする.