Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究では従来のMUSCLの枠組みから脱却し,セル内物理量分布を急峻な「双曲関数」で与える新MUSCL-THINC法により,衝撃波や接触面など不連続面をシャープに捉える.THINC法は混相流界面用に提案されたものであるが,微弱衝撃波の拡散抑制にも有効である事が予備計算から分かっている.これを様々な速度域や流体に発展させ,効率的な空間2次精度形式でありながら,計算コスト3~5倍の5次精度手法を超える解像度を実現する.