Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
インターネットを支えるバックボーンが海底ケーブルであることは案外知られていない。インターネットが支障なく利用できるよう、海底ケーブルの定期的な点検・保守作業は不可欠である。しかし最近では、凶暴化する台風や低気圧の通過に伴い、洗掘されて海底ケーブルが露出してしまう事案が増え、点検・保守作業の必要頻度も増し、結果として運用費を圧迫する事態になっている。海底ケーブルの点検・保守の省力化、効率化を図る技術開発が必要であると考え、本研究では埋設した海底ケーブルに特化した探査ソーナーの開発、およびそれを用いた探査システムの構築を行う。