Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究では,光の持つ位相・偏光の空間的特異性・非一様性に着目し,申請者ら現在までに独自に開発したモノサイクル光パルス発生技術である極限的時間領域・周波数領域位相変調技術,トポロジカル光波を発生する空間的位相・偏光制御技術,さらには光波時空間結合コヒーレント合成技術を融合させる。これにより,らせん形状や円筒対称性を維持しながらTHzの速さでビームパターンを自在に変化させることができる動的光モード変調技術の開発・確立,およびその技術を用いて物質系における擬粒子励起を行い,伝播過程を利用したコヒーレントな制御・増強,また対称性を有した新奇現象の探索を行う。