Budget Amount *help |
¥18,720,000 (Direct Cost: ¥14,400,000、Indirect Cost: ¥4,320,000)
Fiscal Year 2025: ¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2024: ¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2023: ¥7,150,000 (Direct Cost: ¥5,500,000、Indirect Cost: ¥1,650,000)
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Outline of Research at the Start |
糸状菌が固体高分子を分解するためには、細胞表層が固体表面と空気に接する必用があり、糸状菌は細胞壁の外側に界面活性蛋白質Hydrophobin(HP)層を有する。糸状菌の細胞壁は、細胞膜側から外側に不溶性多糖のキチン、β-1,3-グルカン(BG)、外層にα-1,3-グルカン(AG)の順に親水性多層構造を持つ。HPによる細胞壁多糖の被覆により糸状菌細胞の液中から気中への移行が可能となるが、被覆の分子機構は不明である。本研究では、平滑なシリコン基板をAGまたはBG糖鎖で修飾し、修飾基板に精製HPを作用させて形成されるHP被膜の構造を可視化することで、細胞表層の界面構造形成過程の分子機構の解明を行う。
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