Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
重要穀物の栽培イネOryza sativaからは多様なジテルペノイド型フィトアレキシンが見出されており、その生合成遺伝子はジャポニカ日本晴から機能同定されてきている。しかしこれまでの多様なイネ類を材料としたジテルペン合成酵素の研究により、別の亜種インディカや野生イネにおいて日本晴とは異なるジテルペノイド生合成が機能することが示唆されてきている。本研究では、多様な遺伝資源であるイネ類を生物材料としてジテルペノイド生合成遺伝子情報をベースにした代謝物構造予想により新規ジテルペノイド型フィトアレキシンを単離・構造決定することを目的とする。