Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究には、農薬散布情報のデジタル化に向けて正確かつ瞬時に農薬散布状態を測定するためには、農薬の散布対象である果樹の枝葉、果実の物理的特性(撥水性、吸水性、浸透圧)と農薬の特性(界面活性剤などを含む)との相互関係から決定されるべきではないか?」という学術的な背景がある。そこで、「走行散布制御(能動側)と農薬散布状態のデータ(受動側)を十分なデジタル量として蓄積し、パターン認識を行い、果樹園で刻々と変化する風向や風速の複雑な動き(環境側)に影響される農薬散布作業を人為的に制御し、最適散布への応用を可能とすることを目指す。