Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
汽水・沿岸域における人為あるいは天然起源有機ハロゲン化合物(OHCs)の生物蓄積性が顕在化し、その環境リスク評価が求められている。本研究では汽水産アミ類を対象として、OHCsの毒性影響濃度を生態毒性試験法で明確にする。得られる生態毒性値を集積し、OHCsの構造と毒性の量的関係から統合的に毒性値を評価する定量的構造活性相関モデルを構築することで、より環境リスクの高い化合物を特定し、体系的なリスク評価を目指す。