Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究では、予備データから蓋然性が極めて高いと判断された「CLDN4‐LXRbeta経路による乳がん増悪機構」を解明する。さらに様々ながんにおけるリン酸化S432-LXRbeta (pS432-LXRbeta)やpS510-LRH1の生物学的意義と臨床病理学的意義を明らかにする。以上の研究によって、「細胞間接着‐転写因子経路ががん悪性形質を促進する」という概念を確立する。またがんに対する新たな予後マーカーや治療標的としてのpS432-LXRbeta及びpS510-LRH1の有効性を確立するための基盤を構築する。