Identification of drug resistance gene from multiple-resistant malaria parasite
Project/Area Number |
23K27401
|
Project/Area Number (Other) |
23H02710 (2023)
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 49040:Parasitology-related
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
岩永 史朗 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (20314510)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
迫口 瑛史 大阪大学, 微生物病研究所, 助教 (60914174)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
|
Budget Amount *help |
¥18,850,000 (Direct Cost: ¥14,500,000、Indirect Cost: ¥4,350,000)
Fiscal Year 2025: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2023: ¥7,410,000 (Direct Cost: ¥5,700,000、Indirect Cost: ¥1,710,000)
|
Keywords | マラリア / 薬剤耐性 |
Outline of Research at the Start |
現在、マラリアの治療はアルテミシンと他の抗マラリア薬を用いた併用療法(Artemisinin Combination Therapy, ACT)を第一選択として行われている。しかし、近年これらの薬剤に対する耐性が地球規模で拡散し、治療効果の低下が強く懸念される状況にある。そこで本研究では獲得した多剤耐性原虫より独自に開発した手法を用いてアルテミシニン及びルメファントリン耐性遺伝子を同定する。本研究の成果は原虫の耐性獲得機構の分子基盤の理解につながるだけでなく、ACT使用薬剤に対する耐性の拡散を監視するための分子マーカーを与え、マラリア対策の推進に大きく貢献する
|
Outline of Annual Research Achievements |
現在、マラリアの治療はアルテミシンと他の抗マラリア薬(パートナー薬剤;メフロキン, ピペラキン, ルメファントリン等)を用いた併用療法(Artemisinin Combination Therapy, ACT)を第一選択として行われている。しかし、近年これらの薬剤に対する耐性が地球規模で拡散し、治療効果の低下が強く懸念される状況にある。一方、これまでに申請者は独自に開発したセントロメアプラスミドを用いて、従来法とは一線を画す新規薬剤耐性遺伝子迅速同定法の確立に成功した。またこれと並行し東南アジア流行地においてフィールド活動を行い、未知の耐性遺伝子を有するアルテミシニン・ルメファントリン耐性原虫を株化した。そこで本研究では獲得した多剤耐性原虫より独自に開発した手法を用いてアルテミシニン及びルメファントリン耐性遺伝子を同定する。今年度は同定したアルテミシニンおよびルメファントリン耐性原虫を大量に培養し、これよりゲノムDNAを精製した。次にこれを限定分解し、巨大DNA断片を調製後、セントロメアプラスミドに連結した。連結後のDNA断片を電気泳動にかけ、実際に効率よくDNAが連結されていることを確認した。続いて高度に細胞周期を同調した熱帯熱マラリア原虫を準備し、これに前述のDNA断片を連結したセントロメアプラスミドを導入した。導入後、薬剤選択をかけ、目的とする遺伝子ライブラリーを構築した。現在、このライブラリーを対象に薬剤耐性遺伝子のスクリーニング作業を行なっている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度に目標にしていた遺伝子ライブラリー作製作業を完了し、スクリーニングを実施しており、計画通りに進んでいる。
|
Strategy for Future Research Activity |
スクリーニング条件の精査を行い、目的とする大成遺伝子同定作業を進める。
|
Report
(1 results)
Research Products
(12 results)
-
-
-
-
[Journal Article] RNA activation in ticks2023
Author(s)
Kwofie Kofi Dadzie、Hernandez Emmanuel Pacia、Anisuzzaman、Kawada Hayato、Koike Yuki、Sasaki Sana、Inoue Takahiro、Jimbo Kei、Mikami Fusako、Ladzekpo Danielle、Umemiya-Shirafuji Rika、Yamaji Kayoko、Tanaka Tetsuya、Matsubayashi Makoto、Alim Md Abdul、Dadzie Samuel Kweku、Iwanaga Shiroh、Tsuji Naotoshi、Hatta Takeshi
-
Journal Title
Scientific Reports
Volume: 13
Issue: 1
Pages: 9341-9341
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
-
-
-
-
-
-
-
-