Exploring the osteoarthritis therapy targeting for silent nociceptor
Project/Area Number |
23K27493
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Project/Area Number (Other) |
23H02802 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 51030:Pathophysiologic neuroscience-related
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
坂井 敦 日本医科大学, 医学部, 講師 (30386156)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 文仁 日本医科大学, 医学部, 准教授 (20360175)
丸山 基世 日本医科大学, 医学部, 助教 (60709757)
宮川 世志幸 日本医科大学, 医学部, 講師 (90415604)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥18,720,000 (Direct Cost: ¥14,400,000、Indirect Cost: ¥4,320,000)
Fiscal Year 2026: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2023: ¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
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Keywords | 変形性関節症 / 軟骨変性 / 滑膜炎 / 疼痛 |
Outline of Research at the Start |
関節組織に幅広く生じる恒常性の破綻は近年、軟骨変性や疼痛を主徴とし、進行性かつ慢性の経過をたどる変形性関節症の病態機序として認識されてきている。一次感覚神経は末梢組織の恒常性に影響を及ぼすことが明らかとなってきており、関節組織の恒常性への関与も考えられる。従って本研究では、関節恒常性維持におけるサイレント侵害神経の役割を解析し、そのメカニズムを活用することで、変形性関節症の関節変形や痛みを同時に抑制する革新的な変形性関節症根治療法の基盤形成を試みる。薬物投与のみでなくウイルスベクターを用いた遺伝子治療まで幅広いモダリティーによる治療の可能性を探る。
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Outline of Annual Research Achievements |
関節組織に幅広く生じる恒常性の破綻は近年、軟骨変性や疼痛を主徴とし、進行性かつ慢性の経過をたどる変形性関節症の病態機序として認識されてきている。実際に変形性膝関節症では軟骨変性のみならず、滑膜や膝蓋下脂肪体のような関節組織においても慢性炎症が生じており、変形性関節症におけるQOL低下の最大の要因である関節痛と強く関連している。また、軟骨の治療のみでは必ずしも関節痛が収まるとは限らないため、軟骨変性や疼痛を抑制することが、効果的な変形性関節症の治療に繋がることが期待される。サイレント侵害神経は平時には痛みを伝えないが、炎症が起きることによって機械感受性を有するようになり、痛覚過敏に寄与することが知られている。従って本研究では、関節恒常性におけるサイレント侵害神経の役割を解析し、その作動機構を活用することで、革新的な変形性関節症根治療法の基盤形成を行うことを目指している。今年度は、変形戦関節症において増加している複数の伝達物質に関して、滑膜や膝蓋下脂肪体の炎症に対する影響を検討した。各組織の薄切切片を作製し、一般染色や蛍光免疫染色により組織学的に受容体発現や炎症を評価した。また、定量的PCRを用いて、炎症や疼痛に関わる遺伝子の発現に対する影響も明らかにした。さらに、von Frey繊維やPressure application measurement装置を用いて、痛みに対する影響や治療標的としての可能性を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は、変形性関節症で発現増加する複数の液性因子に関して、疼痛および滑膜や膝蓋下脂肪体での炎症に対する関与を行動学的・組織学的・分子生物学的に検証しており、おおむね順調に進展していると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、サイレント侵害神経に発現する遺伝子を包括的に捉え、分子から細胞生理まで幅広くサイレント侵害神経の機能解析を行うことで、効果的な治療法の探索を推進していく。
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Report
(1 results)
Research Products
(15 results)