Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
日本の敗血症の死亡者数は増加傾向であり、依然致死率が高く、新規発見が必要な重要課題である。遺伝的要因の個人差である遺伝子多型が敗血症の転帰に影響を与えることが広く知られ、国内外で重要な研究課題とされている。敗血症コホートを用いた遺伝子多型を網羅解析する研究を行うことが必要である。網羅解析を用いた遺伝子多型研究が高い検出力で新規発見を得るには多くのサンプル数を要するため、未だ研究成果は十分ではない。そこでこれらの課題をクリアする遺伝子多型研究を行い、敗血症の転帰に影響を与える多くの新規遺伝子多型を発見し、遺伝子・遺伝子多型の機能解析を行い個別化医療の礎を築く。