Collaborative research for novel vascularized composite transplantation
Project/Area Number |
23K27759
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Project/Area Number (Other) |
23H03068 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56070:Plastic and reconstructive surgery-related
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Research Institution | Shizuoka Cancer Center Research Institute |
Principal Investigator |
荒木 淳 静岡県立静岡がんセンター(研究所), その他部局等, 研究員 (00508088)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 直己 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (10554488)
福重 香 愛知医科大学, 医学部, 講師 (30805023)
西澤 祐吏 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医員 (50545001)
秋山 靖人 静岡県立静岡がんセンター(研究所), その他部局等, 研究員 (70222552)
佐野 加奈 静岡県立静岡がんセンター(研究所), その他部局等, 研究員 (90899858)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥18,590,000 (Direct Cost: ¥14,300,000、Indirect Cost: ¥4,290,000)
Fiscal Year 2026: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2025: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
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Keywords | 複合組織移植 / 機能再建 / 移植医療 / 異分野共同研究 / 国際共同研究 |
Outline of Research at the Start |
人工肛門患者が抱える問題は深刻である。人工肛門(ストーマ)の管理の猥雑さに加え、腹部を晒せないというストレスや便臭を常に気にし続けるといった精神面での問題も重く、患者QOLが叫ばれる現代、早急な解決策が望まれている。排便機能再建のために、これまで自家組織による再建や人工括約筋の開発などの努力がなされてきたが十分とはいえない。 我々は機能的にも整容的にも、その根本的解決に資する『肛門移植』(会陰皮膚・肛門・直腸・括約筋をふくむ排便統制臓器の複合組織移植)の研究を、長年継続してきた。本研究の概要は、肛門移植の実現の道筋をつけることである。
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Outline of Annual Research Achievements |
様々な神経、免疫、腫瘍疾患によりしばしば患者の肛門機能は失われてしまう。この場合、排泄のために腹部に人工肛門「ストーマ」が造設される。腸管を腹壁から引き出し腸管皮膚瘻を人工的に作り、体表面にパウチを貼り、持続的に出てくる便を収容する方法である。これにより確かに多くの患者の命は救われてきた。しかし、ストーマの存在そのものによる新たな苦痛を患者に強いることとなったのもまた事実である。管理の猥雑さに加え、整容面や精神面の問題は重く、深い。これらの問題に対し、我々は国際異分野共同研究という形で解決法を追求している。形成外科医、大腸外科医、解剖学者、基礎研究者らが共同で、新しい 複合祖域移植の開発を行った。特に、ヒトご遺体を用いて陰部神経および陰部動静脈を吻 合する移植モデルについて開発を行った。ご遺体において神経血管は1-2mm程度と細いものの、マイクロサージャリーの技術を用いて十分吻合は可能であることが分かった。 また、実際に本複合組織移植のレシピエントとなりえる直腸がん患者の造影CTを用いて、手術に用いる血管のイメージングを行った。一般的なマイルズ手術後も陰部動静脈はしっかり残っており、内径も2mm程度と吻合か可能であるという結果が得られた。 その他、患者およびご家族を対象としたアンケートを作成したり、ホームページを作成したりすることで社会意識調査の準備を行った。ホームページには英語版を実装し、国際共同研究の強化に努めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
イヌの実験が物価の高騰や人的要因によりやや遅れている。臨床応用を見据えた場合、むしろ霊長類を用いた方がいいという意見もあり、カニクイザルでの実験を検討している。
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Strategy for Future Research Activity |
上記の通り、イヌの実験が物価の高騰や人的要因によりやや遅れている。臨床応用を見据えた場合、むしろ霊長類を用いた方がいいという意見もあり、カニクイザルでの実験を検討している。 研究の国際的な啓蒙やホームページによる情報公開を今後強化していく。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)