Development of new modalities in periodontal treatment using cell binding backpack
Project/Area Number |
23K27769
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Project/Area Number (Other) |
23H03079 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57030:Conservative dentistry-related
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
多部田 康一 新潟大学, 医歯学系, 教授 (20401763)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 麻由佳 新潟大学, 医歯学系, 助教 (90804542)
福田 達也 和歌山県立医科大学, 薬学部, 講師 (90805160)
池田 真由美 和歌山県立医科大学, 薬学部, 助教 (90965708)
高橋 直紀 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80722842)
野中 由香莉 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (40710520)
岩尾 康範 和歌山県立医科大学, 薬学部, 教授 (30433022)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥18,850,000 (Direct Cost: ¥14,500,000、Indirect Cost: ¥4,350,000)
Fiscal Year 2025: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
Fiscal Year 2024: ¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2023: ¥7,020,000 (Direct Cost: ¥5,400,000、Indirect Cost: ¥1,620,000)
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Keywords | 歯周病 / 免疫治療 / ドラッグデリバリーシステム / Cellular Backpack(BP) |
Outline of Research at the Start |
病原細菌量の減少は歯周治療の本質であるが,免疫バランスの破綻により炎症性組織破壊が急速に進行する症例では免疫応答を積極的に調節する新規モダリティが求められる。しかし歯周炎における免疫治療標的選択に関する体系的な理解・見解はなく,また生物学的製剤は取り扱いの煩雑さ,時間・経済的コストの問題から通常の歯周治療において応用できる状況にない。そこで本課題では新規徐放性ドラッグキャリアーであるcellular backpackを用いて免疫細胞の個別制御を行い,免疫治療標的についての俯瞰的検討を行うと共に,次世代歯周治療スキームとしてのCell binding-ドラッグデリバリーシステムを開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
病原細菌量を減少させることは歯周治療の本質であるが,免疫バランスの破綻により炎症性の組織破壊が急速に進行する症例では免疫応答を積極的に調節する新規モダリティが求められる。しかし歯周炎における免疫治療標的選択に関する体系的な理解・見解はなく,また生物学的製剤は取り扱いの煩雑さ,時間・経済的コストの問題から通常の歯周治療において応用できる状況にない。そこで本課題では新規徐放性ドラッグキ ャリアーであるcellular backpack(BP)を用いて免疫細胞の個別制御を行い,免疫治療標的についての俯瞰的検討を行うと共に,次世代歯周治療スキームとしてのCell binding-ドラッグデリバリーシステムを開発することを目的とする。 R5年度は,マクロファージを標的としたBPを作成した。BP内包薬としてM2型(抗炎症性)マクロファージを誘導することが報告されているIL-4を選択した。作成したIL-4内包BPはマクロファージによる貪食を回避して細胞表面に結合し続けることが確認された。In vitroにおいて,人工的M1環境下においてもIL-4内包BPの結合によりマクロファージがM2フェノタイプを維持することが確認された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
BPの作成・調整に想定以上に時間がかかり,R5年度においてIL-4内包BP結合マクロファージによる歯周組織中の炎症応答制御に関する検討まで行えなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
IL-4内包BP結合マクロファージによる歯周組織中の炎症応答制御に関する検討を行う。また,他の免疫細胞特異的BPの作成・調整についても進める。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)