Project/Area Number |
23K27807
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Project/Area Number (Other) |
23H03117 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57080:Social dentistry-related
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
相田 潤 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80463777)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 龍生 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (20252984)
笛木 賢治 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30334436)
石丸 美穂 東京医科歯科大学, 統合教育機構, 特任助教 (30882980)
木野 志保 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 講師(キャリアアップ) (30901558)
小坂 健 東北大学, 歯学研究科, 教授 (60300935)
財津 崇 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (80611508)
松山 祐輔 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (80830124)
中込 敦士 千葉大学, 予防医学センター, 准教授 (70792711)
近藤 克則 千葉大学, 予防医学センター, 教授 (20298558)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,290,000 (Direct Cost: ¥13,300,000、Indirect Cost: ¥3,990,000)
Fiscal Year 2026: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2025: ¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
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Keywords | コホート研究 / 口腔と全身 / 因果推論 / 補綴治療 / 認知症 / 口腔と全身の健康 / ウェルビーイング / 遷移モデル |
Outline of Research at the Start |
口腔と全身の健康に関して、基本的な口腔機能を考慮し、国際的にも大規模な4つのビッグデータを活用(数百万単位での分析が可能な大規模診療報酬情報データベース(NDB・介護DB)、日本最大の患者数の大学病院データ・10~20万人の大規模コホート・国立がんセンターの2500人歯科健診コホート)を活用し、先端的な因果推論手法を用いた解析を行い、口腔と全身の関係のエビデンスを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
初年度である2023年には、疫学研究の準備を行った。具体的には、複数の解析データベースの整備、死因別データの解析のためのデータ利用申請などである。また、横手市での国立がんセンターと共同による疫学調査の歯科検診部分を担当して実施した。さらに既存の大規模コホート研究のデータの解析も行い、口腔の健康と全身の健康を含むウェルビーイングの研究や、口腔と複数の全身の健康アウトカムの遷移についての論文を国際誌に投稿している。 ウェルビーイングの研究では、近年注目される新しい健康や幸福を包括した多面的なウェルビーイング(単に病気や不調がないだけでなく、身体的、精神的、社会的な幸福からなる総合的な幸福の状態を含む多面的な概念)に対し、高齢者の現在歯数や、補綴治療の有無が関係しているかを大規模疫学研究のデータを用いて解析を行った。174,623人の解析の結果、現在歯数が多いほど、ウェルビーイングが高いことが示された。さらに、現在歯数が少なくても、補綴治療を行っている場合、ウェルビーイングの低下が有意に少ないことが観察された。また、口腔と認知症の関連についての因果関係に関する国際学会での発表を行った。この中では、口腔と認知症の因果関係に対する批判について紹介し、その批判を乗り越えるための研究の枠組みや解析方法、因果推論の方法や、口腔と認知症の間を結ぶメカニズムについて先行研究で欠けていた理論についてまとめて報告を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
疫学調査の実施や解析用データベースの整備など予定通り進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
複数の疫学データベースの解析をさらにすすめ、それぞれ論文化を行っていく。また疫学調査について昨年にひきつづき実施する。さらに別の大型コホートにおける2025年の大規模疫学調査の実施のための準備をすすめる。
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