| Project/Area Number |
23K27812
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| Project/Area Number (Other) |
23H03122 (2023)
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 57080:Social dentistry-related
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| Research Institution | National Center for Geriatrics and Gerontology |
Principal Investigator |
松下 健二 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 ジェロサイエンス研究センター, 客員研究員 (90253898)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐治 直樹 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院 もの忘れセンター, 副センター長 (30624910)
石原 裕一 公益財団法人ライオン歯科衛生研究所(研究部研究開発室), 研究部研究開発室, 研究開発室長 (50261011)
里 直行 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 認知症先進医療開発センター, 副センター長 (70372612)
多田 浩之 東北大学, 歯学研究科, 講師 (70431632)
山田 匡恵 (古川匡恵) 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 口腔疾患研究部, 外来研究員 (90439456)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥18,590,000 (Direct Cost: ¥14,300,000、Indirect Cost: ¥4,290,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2024: ¥9,230,000 (Direct Cost: ¥7,100,000、Indirect Cost: ¥2,130,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
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| Keywords | アルツハイマー病 / 歯周病 / BPSD / 歯周病関連細菌 / 口腔細菌叢 / 認知機能 / Porphyromonas gingivalis / 認知症 / 行動実験 / プロバイオティクス / 口腔ケア |
| Outline of Research at the Start |
口腔機能の低下や歯周病・歯周病菌が、アルツハイマー病(AD)の病態形成に関連していることが明らかにされつつある。一方、ADの周辺症状(BPSD)と口腔の関連性については十分に解明されていない。本研究では、介護者の負担や患者の生活の質を著しく低下させるBPSDと歯周病菌、特にPorphyromonas gingivalis の関連性についてアルツハイマー病モデルマウス(ADモデルマウス)および老齢マウスで検証するとともに、その発症機序を解析する。また、認知症患者におけるBPSDと歯周病および同菌との関連性について調査する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、BPSDと歯周病関連細菌、Porphyromonas gingivalis等との関連性について、認知症患者において調査した。現在まで、物忘れ外来を受診した患者183名(女性:50%、平均年齢79歳)に対し、認知症関連危険因子、神経心理学的検査、脳磁気共鳴画像、歯科検診を実施し、それらの相関関係を検討した。特に、歯周病と脳機能との関連性について詳細に検討した。加えて、同被験者の舌苔および歯周ポケット細菌叢を採取し、16S rDNA-クローンライブラリー解析を実施した。認知症患者では、定期的な歯科受診が少なく、保有歯数が少なく、歯磨きの習慣が少なく、歯周病の罹患者が有意に多かった。認知機能の低下は歯周病の重症度と有意に関連していた。多変量ロジスティック回帰分析では、視空間機能と注意力障害が見られた患者は、視空間機能と注意力が保たれている人と比較して、中等度または重度の歯周病を有していた(オッズ比:2.11、95%信頼区間:1.04-4.29、p = 0.037)。また、単語の想起・認識および命令追従の障害は歯周病のリスクを増大した(オッズ比:2.80、95%信頼区間:1.41-5.32、p = 0.003)。以上の結果から、空間認知障害、注意力障害、単語想起・認識障害、命令追従の障害は、独立して歯周病と強く関連していることが明らかとなった。また、同被験者の舌苔および歯周ポケット細菌叢を採取し、16S rDNA-クローンライブラリー解析を実施した。現在、シーケンス解析がすでに終了し、データ解析を実施している。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現在まで、物忘れ外来を受診した患者183名(女性:50%、平均年齢79歳)に対し、認知症関連危険因子、神経心理学的検査、脳磁気共鳴画像、歯科検診を実施し、それらの相関関係を検討した。特に、歯周病と脳機能との関連性について詳細に検討した。加えて、同被験者の舌苔および歯周ポケット細菌叢を採取し、16S rDNA-クローンライブラリー解析を実施した。認知症患者では、定期的な歯科受診が少なく、保有歯数が少なく、歯磨きの習慣が少なく、歯周病の罹患者が有意に多かった。認知機能の低下は歯周病の重症度と有意に関連していた。多変量ロジスティック回帰分析では、視空間機能と注意力障害が見られた患者は、視空間機能と注意力が保たれている人と比較して、中等度または重度の歯周病を有していた(オッズ比:2.11、95%信頼区間:1.04-4.29、p = 0.037)。また、単語の想起・認識および命令追従の障害は歯周病のリスクを増大した(オッズ比:2.80、95%信頼区間:1.41-5.32、p = 0.003)。以上の結果から、空間認知障害、注意力障害、単語想起・認識障害、命令追従の障害は、独立して歯周病と強く関連していることが明らかとなった。一方口腔細菌叢とそれらとの関連性については、ゲノムDNA抽出/精製、PCR増幅、シーケンス解析がすでに終了し、現在データ解析を行なっている。様々な視点から解析を行なっているため時間を要しており、最終的な結論が得られていない。
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| Strategy for Future Research Activity |
被験者データのさらなる解析を進めるとともに、細菌叢データのデータマイニングを進める。現在までのところ、当初の標的としていたPorphyromonas gingivalisと脳機能との優位な相関は見られていないが、歯周病の重症度と相関が見られる新規の菌種との相関が確認されつつある。認知症及びBPSDとそれらの菌との関連性を詳細に解析していく予定である。
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