| Project/Area Number |
23K27834
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| Project/Area Number (Other) |
23H03144 (2023)
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 58020:Hygiene and public health-related: including laboratory approach
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| Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
中村 裕之 金沢大学, 医学系, 教授 (30231476)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻口 博聖 金沢大学, 医学系, 特任助教 (00723090)
弘田 量二 松本大学, 大学院 健康科学研究科, 教授 (20448385)
華山 力成 金沢大学, ナノ生命科学研究所, 教授 (40403191)
岡本 成史 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50311759)
原 章規 金沢大学, 医学系, 准教授 (70507045)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥18,590,000 (Direct Cost: ¥14,300,000、Indirect Cost: ¥4,290,000)
Fiscal Year 2026: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2023: ¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
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| Keywords | 気管支喘息症 / 多環芳香族炭化水素類 / 腸内細菌叢 / エクソソーム / miRNA / m1RNA / 気管支喘息 |
| Outline of Research at the Start |
近年の気管支喘息症の増加の原因として、多環芳香族炭化水素(PAH)などの新しい大気汚染物質を起因とする炎症の関与が大きい気管支喘息症の存在が強く疑われてきてはいるが、不明である。本研究では腸内細菌由来のエクソソームおよびそのマイクロRNA(miRNA)の役割を解明するため、気管支喘息症モデルマウスを用いたPAHの投与実験を行う。さらにはShikaStudyを通して得られた血漿からのエクソソームのmiRNA発現プロファイルを解析し、腸内細菌由来のエクソソームのmiRNA発現プロファイルと比較解析することによって、化学物質起因性の気管支喘息症を予防するための新しいバイオマーカーを開発する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
近年の気管支喘息症の増加の原因として、多環芳香族炭化水素(PAH)などの新しい大気汚染物質を起因とする炎症の関与が大きい気管支喘息症の存在が強く疑われてきてはいるが、不明である。これまで我々は好酸球からのエクソソームのmiRNAが環境中化学物質由来の気管支喘息の発症に中心的な役割を果たすことを示してきた。さらには、その機序として腸内細菌叢の変化も指摘されているところである。本研究では、腸内細菌由来のエクソソームが、その化学物質由来の気管支喘息症の主な病態であると考え、気管支喘息症患者における腸内細菌由来のエクソソームのmiRNA発現プロファイルを環境中化学物質の曝露との関係を詳細に解析することによって化学物質由来の気管支喘息症の病態の解明を試みる。石川県志賀町の住民を対象としたShika Studyにおいて、2023年から2024年度に実施した健診の際にリクルートした気管支喘息症の患者61人(全員、非喫煙者)を対象に、咳日誌によって多環芳香族炭化水素(PAH)によって咳症状が悪化する群30人と、悪化しない群31人に分けることができた。この際、用いた混合効果モデル分析では、毎日のPAHの濃度と個人の毎日の咳の頻度から、年齢、BMIなどの修飾因子を補正した上でこれらの関係性によって分類したものである、そのうち、アトピー性喘息合併型はそれぞれ15人(50%)と11人(35.5%)、IgE高値を示すアレルギー型はそれぞれ12人(40%)と17人(54.8%)であった。今後は、これらの分類も踏まえて腸内細菌由来のエクソソームのmiRNA発現プロファイルを比較し、その役割を解明し、さらには予防法に応用するものである。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
北陸地域での想定外の地震の影響により、志賀町において開催予定の住民健診は、延期したものの2023年度、2024年度の数回に分け、実施でき、健診の際にリクルートした気管支喘息症の患者61人(全員、非喫煙者)を対象に、咳日誌によって多環芳香族炭化水素(PAH)によって咳症状が悪化する群30人と、悪化しない群31人に分けることができ、その2群について、腸内細菌の相違を明らかにすることができたため、腸内細菌の由来のエクソソームのmiRNA発現プロファイルの比較に資することができたため、研究計画通りに研究が進んでいるため、「おおむね順調に進展している。」とした。
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| Strategy for Future Research Activity |
化学物資起因性の気管支喘息の病態として腸内細菌由来のエクソソームのmiRNA発現プロファイルを多環芳香族炭化水素(PAH)によって咳症状が悪化する群と、悪化しない群および、アトピー性喘息合併型とIgE高値を示すアレルギー型について比較解析し、腸内細菌由来エクソソームとそのmiRNAの役割を解明する。
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