Project/Area Number |
23K27847
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Project/Area Number (Other) |
23H03157 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58020:Hygiene and public health-related: including laboratory approach
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Research Institution | National Institute of Occupational Safety and Health,Japan (2024) Japan Organization of Occupational Health and Safety Japan Bioassay Research Center (2023) |
Principal Investigator |
山野 荘太郎 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所, 有害性試験研究領域病理グループ, 上席試験研究員 (80614528)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高須 正規 岐阜大学, 高等研究院, 准教授 (00503327)
新井 佐知子 麻布大学, 獣医学部, 講師 (10409831)
杉原 英志 藤田医科大学, オープンファシリティセンター, 准教授 (50464996)
山本 雄介 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, ユニット長 (60768117)
七野 成之 東京理科大学, 研究推進機構生命医科学研究所, 講師 (70822435)
風間 啓 麻布大学, 獣医学部, 助教 (80845298)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥18,720,000 (Direct Cost: ¥14,400,000、Indirect Cost: ¥4,320,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
Fiscal Year 2024: ¥6,630,000 (Direct Cost: ¥5,100,000、Indirect Cost: ¥1,530,000)
Fiscal Year 2023: ¥7,150,000 (Direct Cost: ¥5,500,000、Indirect Cost: ¥1,650,000)
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Keywords | じん肺 / シングルセル解析 / シングルセルアトラス / 職業性呼吸器疾患 / 肺疾患 / 職業性肺疾患 / 1細胞解析 / ブタ / マイクロミニピッグ / single-cell RNAseq / scRNAseq / pneumoconiosis |
Outline of Research at the Start |
じん肺は粉じんによって誘発される職業性肺疾患であり、近年の日本でも度々労働災害事案 が生じ、問題となっている。申請者はこれまでに 多種の無機及び有機粉じんを曝露させた齧歯類の肺解析を通じ、肺疾患の「疾患責任細胞群」の同定を行ってきた。本研究では、じん肺好発部 位を有し、臓器-組織レベルでヒトへの外挿性が極めて高いブタと高感度シングルセル解析技術を駆使し、じん肺及び合併性肺癌の発症-進展機 構に重要な役割を果たす責任細胞群、及び異常な細胞間コミュニケーションの特定を俯瞰的に明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
じん肺は粉じんによって誘発される職業性肺疾患であり、近年の日本でも度々労働災害事案 が生じ、問題となっている。申請者はこれまでに 多種の無機及び有機粉じんを曝露させた齧歯類の肺解析を通じ、肺疾患の「疾患責任細胞群」の同定を行ってきた。本研究では、じん肺好発部 位を有し、臓器-組織レベルでヒトへの外挿性が極めて高いブタと高感度シングルセル解析技術を駆使し、じん肺及び合併性肺癌の発症-進展機 構に重要な役割を果たす責任細胞群、及び異常な細胞間コミュニケーションの特定を俯瞰的に明らかにする。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
R5年度は、マイクロミニピッグの動物実験準備が順調に進み、結晶質シリカの動物実験を実施することができた。 投与後3か月の観察を行い、経時的に胸部CT撮影が完了し、解剖-サンプリングまで完了した。 1部のサンプルについては、シングルセル解析が完了し、現在同定された細胞クラスターについて詳細に解析を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
更なる化学物質について、マイクロミニピッグを用いた動物実験を行うと共に、疾患特異的な細胞の探索を継続して行う予定である。
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