| Project/Area Number |
23K27865
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| Project/Area Number (Other) |
23H03175 (2023)
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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| Research Institution | National Center for Global Health and Medicine |
Principal Investigator |
都築 慎也 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 国際感染症センター, 応用疫学研究室医長 (60634912)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福田 治久 九州大学, 医学研究院, 准教授 (30572119)
浅井 雄介 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 国際感染症センター, 研究員 (70779991)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥18,460,000 (Direct Cost: ¥14,200,000、Indirect Cost: ¥4,260,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2024: ¥7,020,000 (Direct Cost: ¥5,400,000、Indirect Cost: ¥1,620,000)
Fiscal Year 2023: ¥7,930,000 (Direct Cost: ¥6,100,000、Indirect Cost: ¥1,830,000)
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| Keywords | インフルエンザ様疾患 / 費用対効果分析 / 数理モデル / 疾病負荷 |
| Outline of Research at the Start |
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を含むインフルエンザ様疾患(Influenza-like illness, ILI)の対策を適切に評価することは、保健政策上大きな意義を持つ。保健政策を 策定する上で費用対効果分析の結果は本来不可欠であるが、日本のILIを含めた感染症対策は感染者数や死亡者数などの保健指標のみを問題とする場合が多く、その政策が真に費用対効果に優れたものであるかについての評価がされてこなかった。本研究は国内の先行研究が 解決できていない以下の課題を明らかにすることで、より包括的かつ効率的なILI対策の評価手法を確立することを目的とする。
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| Outline of Annual Research Achievements |
費用対効果分析を行う際に必要となる、支払意思額について改めて調査を行い、およそ1,500万円/QALYという結果を得た。この数字はこれまで日本の費用対効果分析で用いられることの多かった500万円/QALYを大きく上回っており、今後の費用対効果分析において一様に既存の基準値を用いることは再考を要すると考えられた。成果は原著論文として(Kitano and Tsuzuki, Public Health)公開された。 また、SEIRモデルを構築する際に重要なパラメータとなる接触行列を、COVID-19パンデミック後の社会でどのように変化がみられたかをEmpirical dataから検証した。結果は欧州と同様、COVID-19の出現により人同士の接触頻度は大きく低下していた。その後徐々に接触回数は増加したが、COVID-19以前の水準には至っていなかった。結果は原著論文として(Jeong et al., J Infect Public Health)公開された。 また、小児・成人それぞれにおいてインフルエンザ様疾患罹患時にどの程度QOLが低下するかを定量化し、国際学会(ISPOR EUROPE 2024、バルセロナ)で発表した。成果は原著論文として投稿、査読中である。QOL値も諸々のNPIs、PIsがどの程度有効であったかを評価する際の指標として用いられる。 ベトナムにおいてインフルエンザ様疾患への対応について質問票調査を行い、健康・経済両面からインフルエンザ様疾患が一般人にとって負荷となっていることを示した。結果は国際学会で発表され(ICC2024、イスタンブール)、原著論文として投稿・査読中である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
次年度に向けて、SEIRモデルを構築する際に必要となる接触行列の更新、費用対効果分析で求められる支払意思額の設定を実施できた。
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| Strategy for Future Research Activity |
各種NPIs、PIsを評価するためのSEIRモデルの構築を行う。ただし今年度は大部分がベルギー・アントワープ大との国際共同研究に費やされるため、さらに一年の延長を検討する。
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