Project/Area Number |
23K27889
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Project/Area Number (Other) |
23H03199 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
小竹 久実子 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (90320639)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴鴨 よしみ 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 教授 (60362472)
甲斐 一郎 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 名誉教授 (30126023)
羽場 香織 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90419721)
栗田 麻美 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (00574922)
岩永 和代 福岡大学, 医学部, 准教授 (40461537)
原 頼子 西南女学院大学, 保健福祉学部, 教授 (60289501)
石橋 曜子 福岡国際医療福祉大学, 看護学部, 講師 (70469386)
高橋 綾 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (70331345)
太田 一郎 近畿大学, 奈良病院, 准教授 (00326323)
上村 裕和 奈良県立医科大学, 医学部, 病院教授 (90285370)
新 裕紀子 久留米大学, 医学部, 助教 (10782055)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥18,460,000 (Direct Cost: ¥14,200,000、Indirect Cost: ¥4,260,000)
Fiscal Year 2027: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2026: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
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Keywords | 喉頭摘出者 / 心理的適応 / ソーシャルサポート / QOL / RCT / 喉頭全摘出者 / 看護介入 / 縦断調査 |
Outline of Research at the Start |
咽喉頭がんによって喉頭を全摘出される患者は, 嚥下困難や失声などの機能障害, 永久気管孔造設に伴う生活のしづらさが生じる。退院3か月後のQOLは最下降する傾向があった。看護介入をした結果,定期的に面談する意義が示唆された 。だが, 面接者が研究者であったことが研究の限界であった。本研究では, モデル病院施設に外来の段階で, 外来および地域連携の看護師等による継続看護チームを結成して術前から退院1年後まで定期的に必要な情報的・心理的サポートの介入をして,その効果をRandomized Controlled Trial にて検証する。喉頭摘出者が退院後も安心して暮らせる継続看護体制の構築を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、看護介入によって退院3ヶ月後のQOLの下降は防止および向上できるのかである。本研究の看護介入とは、面接と情報提供を術前、退院前、退院3ヶ月後、退院6ヶ月後、退院12ヶ月後と定期的に関わり、その時の困りごとについて情報的サポートをしつつ、面談によって心理手木サポートをすることである。非介入群は、情報提供となるガイドブックを術前に配布するが、退院12ヶ月後までは通常ケアを受ける。先述したガイドブックは、今までの我々の研究結果より作成したガイドブックであり、看護介入の情報的サポートとしても活用する。そのため、ガイドブックは重要なサポートとなる。そのガイドブックも作成して10年が経過することから、改めて見直しをすることとなった。最新の情報を収集して作成し直す作業にとりかかった。訪問看護を取り入れる際に、介護保険適用なのか医療保険適用なのかがわかるようにフロー図を追加した。高齢者にもわかるようにシンプルかつ一目瞭然になるように工夫した。さらに、シャント発声の方には、退院時に人工鼻を補助してもらえる制度が加わったことも入れた。緊急時のネット119も一新して情報を整理した。看護介入の主たる面接について、面談マニュアルを以前作成していたが、今回の研究では研究者の面談ではなく、継続看護チームの面談となることから、面談マニュアルの見直しをすることになった。だれもが見て関われるように工夫をうる予定で検討中である。モデル病院となる施設の検討も行なっているが、外部が入れる病院が少なくなっており、九州のグループ施設では検討し直しの状況である。がんSIGグループにも声をかけて参加できる施設を確保したいと考えている。視閲のモチベーション向上のために、講演会や学習会をするなどの工夫をいて、参加施設を増やす予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
進捗状況は、概ね順調である。情報的サポートとなるガイドブック、心理的サポートの基本となる面談マニュアルの見直しを行なっている。また、調査票も見直しを完了した。九州グループの調査場所であるが、今までとは異なり外部の研究者が入りにくくなっているため、新たにフィールドの確保ができる場を検討している。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、フィールド場所を確保して倫理審査委員会に提出し、調査を開始する予定である。そのために、継続看護チーム体制を作る準備をして研究者がそのチームに入り込んで定期的に関わる予定としている。フィールド確保のために、九州と奈良で講演会および学習会を企画し、関心のある病院に参加を呼びかけ研究協力してもらう予定としている。
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