Project/Area Number |
23K27908
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Project/Area Number (Other) |
23H03218 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Sapporo Medical University (2024) Hokkaido University (2023) |
Principal Investigator |
平野 美千代 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (50466447)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐伯 和子 富山県立大学, 看護学部, 教授 (20264541)
大西 竜太 富山県立大学, 看護学部, 講師 (20824717)
深川 周平 札幌医科大学, 保健医療学部, 助教 (10908247)
阿部 弥喜 札幌医科大学, 保健医療学部, 助手 (11003294)
宮田 孝子 北海道科学大学, 保健医療学部, 助教 (50825792)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,940,000 (Direct Cost: ¥13,800,000、Indirect Cost: ¥4,140,000)
Fiscal Year 2027: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2026: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | 高齢者 / 社会活動 / 水平展開 / フレイル予防 / ICT / プロトコル |
Outline of Research at the Start |
申請者は2018年より「対面交流とICTによる交流を併用したフレイル予防の社会活動プログラム」を開発し、介入研究を行った。結果、活動自粛期間中でもICTを併用したことで高齢者の心身社会的な健康を維持することを確認した。本研究では、社会活動プログラムを地域に拡大及び展開させるプロトコルについて、公衆衛生看護の規範である「社会的公正」を組み込んで開発する。そしてその汎用性を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
申請者は2018年より「対面交流とICTによる交流を併用したフレイル予防の社会活動プログラム」を開発し、介入研究を行った。結果、活動自粛期間中でもICTを併用したことで高齢者の心身社会的な健康を維持することに成功した。本プログラムの更なる展開のため、その有効な方法は見出す必要がある。そこで本研究は、社会活動プログラムを地域に拡大及び展開させるプロトコルについて、公衆衛生看護の規範である「社会的公正」を組み込んで開発する。そしてその汎用性を検証する。研究は5年間とし、①社会活動プログラムのガイドライン作成、②水平展開プロトコルの開発、③水平展開プロトコルによる地域への拡大展開及び社会活動プログラムをもとにした汎用性の検証の3段階で行う。研究方法はアクションリサーチや混合研究法等を用いる。 2023年度は、社会活動プログラムのガイドライン作成、水平展開プロトコルの開発に向けた文献レビューと専門家インタビュー、高齢者が活用できるICTの新たな機能についての検討、都市部在住高齢者の地域の人びとのつながりの実態調査を行った。社会活動プログラムのガイドライン作成では、これまで行ってきた介入研究のプロセスやアウトカムをもとに、「参加者主体での取り組み」「社会資源としての社会活動プログラム」に向けた介入戦略を研究組織で検討した。また、水平展開プロトコルの開発は、これまでの研究成果を整理し、都市部版、地方版の推進方策を検討し、加えて、社会活動に関するシステマティックレビューを開始し、1次スクリーニングを終了した。専門家インタビューは、水平展開を実施した経験のある行政機関の保健師を対象に調査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度は、社会活動プログラムのガイドライン作成、水平展開プロトコルの開発に向けた文献レビューと専門家インタビュー、高齢者が活用できるICTの新たな機能についての検討、都市部在住高齢者の地域の人びとのつながりの実態調査を行った。本結果をもとに今後のアクションリサーチに向けた準備を行う。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は社会活動プログラムのガイドラインと水平展開のプロトコルの確定版を完成させる。また、対象地域を選定し、研究に向けた産官連携による組織作りを行う。 研究方法は、アクションリサーチによる水平展開の介入研究のため、介入研究が円滑に進むよう、社会実装の手順を参考に対象地域や対象組織に働きかけを行っていく。
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