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Improving Tactile Readability of Tactile Dot Diagrams Based on Analysis of Exploratory Movements for Concave Stimuli Used in Tactile Graphics for Visually Impaired Persons

Research Project

Project/Area Number 23K27947
Project/Area Number (Other) 23H03257 (2023)
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Allocation TypeMulti-year Fund (2024)
Single-year Grants (2023)
Section一般
Review Section Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

藤本 浩志  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (60209103)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土井 幸輝  同志社女子大学, 生活科学部, 教授 (10409667)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2027-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥18,590,000 (Direct Cost: ¥14,300,000、Indirect Cost: ¥4,290,000)
Fiscal Year 2026: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,720,000 (Direct Cost: ¥4,400,000、Indirect Cost: ¥1,320,000)
Keywords視覚障害者 / 点図 / 凹刺激 / 触読性 / 触察動作
Outline of Research at the Start

本研究では,教科書や図書の中の図表を点図に置換する際に必要な凹刺激の触読性の向上と適切な触察動作を明らかにすることを目的とする.具体的には,点字教科書や点字図書で用いられるグラフ等を想定して提示刺激を製作し,凹線の触読性は,正答率・触読時間・主観評価(触読のしやすさ)を評価指標として定量的に評価し,方眼紙の升目を想定した凹点による格子線の線間隔が触読性に及ぼす影響を明らかにする.また,点図の方眼における凹線と凸線の距離が触読性に及ぼす影響についても調べる.そして,点字出版物に用いられる凹線を触察する際の触察方法が触読性に及ぼす影響についても調べることで適切な触動作も明らかにしていきたい.

Outline of Annual Research Achievements

点図において凹刺激は,視覚障害者の指先の触知覚特性に基づいて十分に触読できるように設計すべきである.こうした設計に必要不可欠な知見として,触読し易い凹刺激を指先の触知覚特性を踏まえて明らかにしていく.これにより,点図の触読性を向上させることができる.また,凹刺激から成る点図の触読し易い触察動作についても調べていきたい.そこで本研究では,教科書や図書の中の図表を点図に置換する際に必要な凹刺激の触読性の向上と適切な触察動作を明らかにすることを目的とする.初年度は,点図に用いられる凹線や空間領域を示す凹点パターンの触読性を明らかにする実験を行った.具体的には,点字教科書や点字図書で用いられるグラフ等を想定して提示刺激を製作し,凹線の触読性は,正答率・触読時間・主観評価(触読のし易さ)を評価指標として定量的に評価し,方眼紙の升目を想定した凹点による格子線の線間隔が触読性に及ぼす影響を明らかにすることができた.また,点図の方眼における凹線と凸線の距離が触読性に及ぼす影響についても調べることができた.そして,凹刺激から成る点図の適切な触察動作,両手指の使い方を動作計測システム等を用いた実験方法や装置を検討することができた.なお,これらの成果の一部は,当該領域の学術雑誌に投稿することでき,査読を経て原著論文として掲載してもらうことができた.引き続き,当該領域の現場の関係者との情報交換を密にして,研究計画に従って研究を推進していく予定である.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

初年度は,方眼紙の升目を想定した凹点による格子線の線間隔が触読性に及ぼす影響や点図の方眼における凹線と凸線の距離が触読性に及ぼす影響について調べた結果を学術雑誌に投稿し,掲載してもらうことができた.また,凹刺激から成る点図の適切な触察動作,両手指の使い方を動作計測システム等を用いた実験方法や装置を検討することができている.それ故に,ここまで順調に進展しているといえる.

Strategy for Future Research Activity

初年度は,方眼紙の升目を想定した凹点による格子線の線間隔が触読性に及ぼす影響や点図の方眼における凹線と凸線の距離が触読性に及ぼす影響について調べたり,凹刺激から成る点図の適切な触察動作,両手指の使い方を動作計測システム等を用いた実験方法や装置を検討することができた.今後の予定として2年目には,点字出版物に用いられる凹線を触察する際の触察方法が触読性に及ぼす影響を調べる予定である.具体的には,凹線の触動作を動作解析システムを用いて,定量的に計測しながら,動作と触読性の関係を明らかにしていければと考えている.

Report

(1 results)
  • 2023 Annual Research Report
  • Research Products

    (3 results)

All 2024 2023

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 2 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 点図の方眼における凹線と凸線の距離が触読性に及ぼす影響2024

    • Author(s)
      南口拓巳,土井幸輝,西村崇宏,藤本浩志
    • Journal Title

      人間工学

      Volume: 60/1 Pages: 35-42

    • Related Report
      2023 Annual Research Report
    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] 方眼紙の升目を想定した凹点による格子線の線間隔が触読性に及ぼす影響2023

    • Author(s)
      南口拓巳,土井幸輝,西村崇宏,藤本浩志
    • Journal Title

      日本生活支援工学会誌

      Volume: 23/2 Pages: 58-63

    • Related Report
      2023 Annual Research Report
    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 点図の方眼における凹線と凸線の距離が触読性に及ぼす影響に関する実験的検討2023

    • Author(s)
      南口拓巳,土井幸輝,西村崇宏,藤本浩志
    • Organizer
      日本人間工学会関東支部第53回大会
    • Related Report
      2023 Annual Research Report

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Published: 2023-04-18   Modified: 2024-12-25  

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