In research on FAT to detect specific marker as well as underlining mechanism
Project/Area Number |
23K27968
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Project/Area Number (Other) |
23H03278 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
川上 康 筑波大学, 医学医療系, 教授 (70234028)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
澤井 朱美 筑波大学, 医学医療系, 研究員 (00831984)
麻見 直美 筑波大学, 体育系, 教授 (10300005)
志田 隆史 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (10883267)
青木 海 東京医科大学, 医学部, 客員研究員 (20914302)
竹越 一博 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40261804)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥18,720,000 (Direct Cost: ¥14,400,000、Indirect Cost: ¥4,320,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2024: ¥9,360,000 (Direct Cost: ¥7,200,000、Indirect Cost: ¥2,160,000)
Fiscal Year 2023: ¥7,020,000 (Direct Cost: ¥5,400,000、Indirect Cost: ¥1,620,000)
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Keywords | FAT / cfDNA |
Outline of Research at the Start |
申請者らはcfDNAを活用して「月経周期の各フェイズに対応した運動の見える化(客観的指標化)」を可能にすることで、「月経周期を考慮した個々人のコンディション管理」により、適切な運動量の指示を確立できると考えた。適切な運動量の指示は、結果的に「相対的なエネルギー不足」に陥ることを防ぎFATの予防にもつながるはずである。
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Outline of Annual Research Achievements |
1)本年度はFATモデルマウスを作成し、解析を行なった。これまでにラットを用いたモデルも作成してきているが、より例数を得やすく取り扱いやすいマウスでも作成可能かを試みた。6週間の強制トレッドミル走運動と食事の制限により骨密度や骨塩量の減少が見られたが食事制限の影響が大きく出ている可能性も高く、ラットを用いたモデルほどの顕著な差を得ることはできなかった。しかしながら、食事制限を行うことで運動の正の効果を打ち消すような影響が見られるマーカーも存在しており、FATに準じたモデルとなる可能性が示唆された。
2)また、ヒトを対象とした課題においても、正常月経周期者を対象とした課題の遂行、ならびに論文掲載まで進めることができた。実施課題では、女性ホルモン濃度(エストラジオール:E2、プロゲステロン:P4)が異なる3つの時期(月経期、排卵期、黄体期)での運動前後のcfDNA濃度、ならびに運動誘発性のマーカーを検討した。安静時におけるcfDNA濃度は期による差が認められなかったものの、女性ホルモン濃度比(P4/E2)とcfDNA濃度の運動前から直後にかけての変化率において、有意な負の相関関係が認められた。さらに、反復測定相関による検討では、排卵期と黄体期においてP4/E2とcfDNAの間に有意な負の相関関係が認められた。女性ホルモンであるE2のみが高値となる排卵期では運動後のcfDNA濃度が大きく増加する一方、E2とP4の両者が高値である黄体期ではcfDNAの増加が小さいことから、運動後の女性ホルモン濃度、ならびにその増加がcfDNA濃度に影響する可能性が高いことが考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1)モデル動物作成の検討、臓器の採取が終了しているため。
2)また、ヒトを対象に正常月経周期者を条件とした場合での検討、結果公表を実施しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
1)いくつかの臓器を採取することは完了しているため、次年度ではそれらを用いて分子生物学的解析を行い、どの様な影響を受けているのかをより詳細に解析していく予定である。
2)次年度は月経周期が破綻している(月経周期異常)者を対象に、女性ホルモン濃度が運動後のcfDNA濃度に与える影響を検討する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)