Relationship between metabolic adaptation, reproductive function, and immune function in young life stages
Project/Area Number |
23K27969
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Project/Area Number (Other) |
23H03279 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
下山 寛之 筑波大学, 体育系, 助教 (80760652)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 英幸 筑波大学, 体育系, 教授 (00292540)
清水 和弘 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ科学・研究部, 先任研究員 (00508286)
渡部 厚一 筑波大学, 体育系, 教授 (30447247)
近藤 衣美 大阪体育大学, スポーツ科学部, 講師 (50515707)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,680,000 (Direct Cost: ¥13,600,000、Indirect Cost: ¥4,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | 総エネルギー消費量 / 二重標識水法 / エネルギー代謝適応 / 安定同位体希釈法 / メタボリックチャンバー / 睡眠時代謝 / 睡眠時脳波 |
Outline of Research at the Start |
極度の身体活動は生理的エネルギー代謝適応(エネルギー消費量の調整)を誘発させ、生殖機能や免疫機能の生理的活動を抑制し、ヒトの体重管理や生殖活動、免疫不全に影響している可能性がある。本研究では、エネルギー代謝が安定しはじめる若年期のエネルギー代謝適応と生殖機能 、免疫機能との関連性を明らかにする。健康のために運動を行う若年者やアスリートの体重管理の新たな機序の説明をはじめ、栄養処方、運動処方、トレーニング計画立案などの体重管理に関わる課題解決を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、エネルギー代謝が安定しはじめる若年期のエネルギー代謝適応と生殖機能、免疫機能との関連性を明らかにすることを主眼に置いている。そのために、以下の3つの目標を設定している。①若年期のエネルギー代謝適応の新しい評価法を開発し、②総エネルギー消費量を調節する代謝関連因子が免疫機能、生殖機能、身体組成に及ぼす影響を検証する。そして③長期的なエネルギー代謝適応、免疫機能、生殖機能の代謝関連因子を明らかにすること。 今年度は、男性と女性のアスリートを対象に、睡眠時エネルギー代謝と総エネルギー消費量を測定した。これに加えて、尿中代謝物質の分析も行った。睡眠時エネルギー代謝をメタボリックチャンバーを用いて評価し、このデータについては、睡眠時ポリソムノグラフィを使用して取得した脳波データと併せて、運動や月経周期、月経の有無による代謝変動を詳細に調査した。これにより、新たな洞察を得ることができ、現在学術論文として投稿中である。尿中代謝物質の分析では、一部のサンプルについて再分析が必要と判断されて、次年度以降も解析を継続する。 さらに、身体組成と生殖機能の関係性を明らかにするために、10代後半から80歳代までの122人の研究対象者に、生体電気インピーダンス法を使用してデータ収集を行った。さらに、このデータからPhase Angleを評価し、骨格筋の状態、生殖機能、エネルギー代謝の関係性を現在解析中である。これらの実験と分析を通じて、若年期のエネルギー代謝適応が免疫機能や生殖機能に及ぼす影響を明らかにするために当初の計画通り、次年度以降も測定を継続して十分なデータの確保を目指す予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定している計画に見合ったデータを取得できており、いくつかの研究成果については、学術論文として投稿、掲載することができている。さらに、次年度以降の予定についても順調に計画されている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度以降は、尿中代謝物質をはじめ、エネルギー代謝に影響を与える因子の生化学分析を行いながら、新たに若年者の体力指標のデータ取得にさらに取り組む予定である。また、今年度に解析を進められた総エネルギー消費量のデータについては、学術論文の投稿に向けて徐々に準備を進めていく予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(11 results)