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発達障害のある児童を周囲と仲立ちするインクルーシブ教育支援システムのデザイン

Research Project

Project/Area Number 23K28127
Project/Area Number (Other) 23H03437 (2023)
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Allocation TypeMulti-year Fund (2024)
Single-year Grants (2023)
Section一般
Review Section Basic Section 61020:Human interface and interaction-related
Basic Section 62040:Entertainment and game informatics-related
Sections That Are Subject to Joint Review: Basic Section61020:Human interface and interaction-related , Basic Section62040:Entertainment and game informatics-related
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

西田 健志  神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (20582993)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 寺田 努  神戸大学, 工学研究科, 教授 (70324861)
山根 隆宏  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (60644523)
村中 泰子  神戸大学, インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター, 上席政策研究職員 (00456378)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2028-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥17,420,000 (Direct Cost: ¥13,400,000、Indirect Cost: ¥4,020,000)
Fiscal Year 2027: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2026: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2023: ¥7,020,000 (Direct Cost: ¥5,400,000、Indirect Cost: ¥1,620,000)
Keywordsインクルーシブ教育 / 発達障害 / コミュニケーションデザイン / 消極性デザイン
Outline of Research at the Start

インクルーシブ教育は発達障害のある子どもにとっては社会スキルの向上が期待される実践の場である。しかし、人付き合いに難を抱える児童とどう付き合えばいいのか測りかねた周りの子どもたちが消極的になってしまうことは珍しくない。本研究は、周囲にいる大人と子どもを支援することで交流機会を増やす方針に立ち、コミュニケーション支援システムを設計・開発する。本研究の目的は、周囲にいる人を支援するシステムによって発達障害のある子どもを間接的に支援することができるか実証的に明らかにすることである。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、発達障害のある児童を直接支援するのではなく、その周囲にいる人を支援する情報技術によって、交流の機会を質・量の観点から改善し、間接的に支援することができるか明らかにすることである。初年度は、異なる分野から集まった研究分担者グループの中で研究の方針や効率的な進め方について議論を深めるとともに、研究に使用する機材の具体的な選定と手配、初期プロトタイプの実装を進めた。
1.本研究では研究代表者が発達障害のある児童の親である状況を活用し、一人の事例をもとに探索的な研究活動を進め、学外での交流場面や利用している放課後等デイサービス等、柔軟に研究活動を行いやすい場から研究を広げていき、実績を積んだうえで公立の学校現場へと研究を広げていく方針を確認した。
2.探索の結果、時計型のウェアラブル端末については大きな拒否反応はなかったものの、身につけることの必要性について納得感が薄く、長期的な使用に向けては本研究に直接関わるコミュニケーション用途以外に、各児童が納得できるキラーアプリを探索する必要性があることが確認された。本研究はアプリケーションやデバイスのデザインにとどまらず、システム導入に関連する児童とのやりとりなども含めた支援計画全体のデザインを目指すべきであることが確認された。
3.時計型のウェアラブル端末を利用して発達障害のある児童と周囲の人とのコミュニケーションを仲立ちするアプリケーションのプロトタイプを開発した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本研究課題は研究方法が確立されていない分野を対象としており、探索な研究活動を通じて研究方法から模索している段階にある。その過程に当初の想定よりも時間がかかっているために研究計画にやや遅れが生じている。

Strategy for Future Research Activity

初期プロトタイプをデモンストレーションすることによって、本研究課題が何を目指しているのか、研究グループのメンバー以外の様々な関係者に対してイメージを共有しやすくする。これによって関係者らとの協議や調整が円滑に進むことに加え、デザイン過程に関係者が参画する参加型デザインを行うことができると考えている。

Report

(1 results)
  • 2023 Annual Research Report

URL: 

Published: 2023-04-18   Modified: 2024-12-25  

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