Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
メタン、プロパンなどのラジカルカチオンをモデル物質として、相対強度1%以上で生成するすべてのフラグメントイオンのm/z値と相対強度をモデル物質の構造情報から予測可能か検討する。m/z値と相対強度を予測できれば、マススペクトルを予測できる。また、本技術の有効性を示すために、大腸菌や緑膿菌の培養液中や環境水中の未知物質の網羅分析し、検出されたピークの物質の構造を推定可能なことを実証する。初年度にm/z値を予測可能なことを検証し、さらに環境中の未知物質を高分解能GC/MSで網羅分析した。2年目以降に相対強度を予測可能か検討するとともに、環境水中の未知物質などを対象とした実証研究を実施する。