Redescribing the developmental process of self-recognition through gaze and body entrainment: a qualitative and quantitative longitudinal study.
Project/Area Number |
23K28393
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Project/Area Number (Other) |
23H03704 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 90030:Cognitive science-related
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Research Institution | Otsuma Women's University |
Principal Investigator |
宮崎 美智子 大妻女子大学, 社会情報学部, 准教授 (90526732)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅井 智久 株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 脳情報通信総合研究所, 主任研究員 (50712014)
麦谷 綾子 日本女子大学, 人間社会学部, 准教授 (70447027)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥19,240,000 (Direct Cost: ¥14,800,000、Indirect Cost: ¥4,440,000)
Fiscal Year 2027: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥11,050,000 (Direct Cost: ¥8,500,000、Indirect Cost: ¥2,550,000)
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Keywords | 自己鏡像認知 / マークテスト / 自他理解 / 身体表象 / 視線計測 |
Outline of Research at the Start |
我々はこれまで乳幼児の自己認識を評価する課題として有名なマークテストを骨格検出と拡張現実(AR)によってクロス・リアリティ(XR)化し、身体表象の評価課題となる側面を見出してきた。本提案では、我々が開発したXRマークテストに視線計測の技術を新たに加え、自己映像、すなわち対象化された自己身体の制御獲得における視線の役割を検討する。さらに、自己像認知に至る前の幼児の、自他像に対する反応や親子遊びの様子を、家庭での動画撮影により縦断的に収集する。自他像に対する身体の使い方の個体内発達を追うことで、自己像認知を視線と身体の引き込みという観点から質的・量的に捉え直す。
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Outline of Annual Research Achievements |
我々はこれまで乳幼児の自己認識を評価する課題として有名なマークテストを骨格検出と拡張現実(AR)によってクロス・リアリティ(XR)化し、身体表象の評価課題となる側面を見出してきた。2~3歳児の幼児を対象として、XRマークテストを実施し、課題が幼児向けになっていること、各身体部位に対する定位の精度を評価できること、2~3歳にかけて定位方略が変化してくることが明らかにされた(miyazaki at al., 2019; 2021)。 本提案では、我々が開発したXRマークテストに視線計測の技術を新たに加え、自己映像、すなわち対象化された自己身体の制御獲得における視線の役割を検討する。さらに、自己像認知に至る前の幼児の、自他像に対する反応や親子遊びの様子を、家庭での動画撮影により縦断的に収集する。自他像に対する身体の使い方の個体内発達を追うことで、自己像認知を視線と身体の引き込みという観点から質的・量的に捉え直す。 2023年度は、主に縦断調査の本格始動と、既存課題XRマークテストへの視線計測の連動を実現した。縦断調査にはすでに12名の幼児がエントリーしており、毎月家庭でのビデオ記録を実施することによって、順次データ取得を進めてきた。視線計測装置との連動については、ハードウェア上での連動に成功したため、まずは成人被験者に調査協力を得て、予備データを取得した。2024年度はこの予備データを解析し、実験プロトコルならびに分析方法の確立につなげていく計画である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
縦断調査で必要な幼児の募集も順調で、順次データ取得が進んでいること、また既存課題との視線計測連携についても装置が出来上がったことから、おおむね順調に進展していると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、縦断調査でのデータ取得をコツコツと進めていく。視線計測を伴う実験室調査も早急にプロトコルを確立し、幼児でのデータ取得を進めていく計画である。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)